
ニキビ跡の黒ずみ、脇やデリケートゾーンの色素沈着、目元のくすみなど、肌の色素沈着に悩まされていませんか?この記事では、群馬県高崎市で10,000件以上の美容診療実績を持つCLINIC Wが、色素沈着の基礎知識から、自宅でできるセルフケア、美容皮膚科での専門的な治療法まで解説します。
色素沈着とは?シミとの違いと見分け方

色素沈着とは、メラニン色素が過剰に生成され、肌に蓄積することで生じる黒ずみや茶色の変色のことです。 多くの方が「シミ」と呼んでいるものも、実は色素沈着の一種です。
色素沈着のメカニズム
私たちの肌には「メラノサイト」という色素細胞が存在し、メラニン色素を作っています。通常、メラニン色素は肌のターンオーバー(約28日周期)で排出されますが、メラニンが過剰に生成されたり、ターンオーバーが乱れたりすると、肌内部に蓄積してしまいます。
見分け方のポイント
- 色味:茶色、黒褐色、青みがかった色など
- 形状:境界線がはっきりしているか、ぼやけているか
- 発生部位:顔のどの部分か、体のどこか
- 左右対称性:片側だけか、両側対称か
正確な診断には専門医の診察が必要です。
色素沈着が起こる原因|摩擦・炎症・紫外線など
1. 炎症による色素沈着
ニキビ、虫刺され、火傷などの炎症が起きた後、その部位が茶色や黒ずんで残ることがあります。炎症の刺激によってメラノサイトが活性化し、過剰にメラニンを生成してしまうためです。
2. 紫外線によるダメージ
紫外線は色素沈着の最大の原因の一つです。UVA波は雲や窓ガラスを透過するため、曇りの日や室内でも肌にダメージを与え続けます。
3. 摩擦による刺激
日常的な摩擦も色素沈着の原因です:
- 洗顔時にゴシゴシこする
- タオルで顔を強く拭く
- 下着や衣類の締め付けや擦れ
- カミソリでの頻繁な自己処理
- 目をこする癖
4. ホルモンバランスの変化
女性ホルモンのバランスが乱れると、メラニン生成が促進されることがあります。妊娠中や出産後、ピルの服用、更年期などに色素沈着が目立つのは、このホルモンバランスの影響です。
5. 加齢によるターンオーバーの乱れ
年齢を重ねると、肌のターンオーバー周期が徐々に長くなります。若い頃は約28日だった周期が、40代では約40日以上かかることも。
6. レーザー治療後の炎症
美容皮膚科でのレーザー治療は色素沈着の改善に効果的ですが、施術後に適切なケアを怠ると、かえって炎症後色素沈着を引き起こすリスクがあります。
特にシミ取りレーザーは、メラニン色素を破壊する際に周辺組織にも刺激を与えるため、施術後の紫外線対策や保湿ケアが不十分だと、治療したシミよりも濃い色素沈着が残ってしまうことがあります。
レーザー治療後に色素沈着を起こさないためには:
- 施術前からの美容内服(トラネキサム酸、ビタミンC、ユベラ)
- 施術後1ヶ月以上の徹底的なUVケア、テープ保護
- かさぶたが取れた後の適切なスキンケア
- 経過観察のための定期的な通院
このように、レーザー治療は効果的な一方で、アフターケアが非常に重要です。経験豊富な医師のもとで、適切な指導を受けながら治療を進めることが大切です。
色素沈着のタイプ別(炎症後・摩擦・紫外線)の特徴

炎症後色素沈着
- 特徴: ニキビ跡、傷跡に発生。茶色~黒褐色
- 改善の見込み: 比較的改善しやすく、適切なケアで数ヶ月から1年程度で薄くなる
摩擦性色素沈着
- 特徴: 脇、デリケートゾーン、肘、膝、まぶたなどに多い
- 改善の見込み: 摩擦の原因を取り除けば、3ヶ月から半年程度で改善が期待できる
紫外線性色素沈着(老人性色素斑)
- 特徴: 境界線がはっきりした丸い形。頬骨の高い部分に発生
- 改善の見込み: セルフケアでの改善は難しく、美容皮膚科でのレーザー治療が効果的
自宅でできる色素沈着ケア|スキンケアと生活習慣

スキンケアの基本
1. 優しい洗顔
- 洗顔料をしっかり泡立て、泡で洗う
- 力を入れず、指の腹で優しく
- すすぎは人肌程度のぬるま湯で
2. 保湿ケアの徹底
- 洗顔後はすぐに化粧水で保湿
- 美容液、乳液、クリームと段階的に
3. 美白成分配合のアイテムを取り入れる
- ビタミンC誘導体、アルブチン、トラネキサム酸などを含む製品を選ぶ
生活習慣の改善
1. 質の良い睡眠
- 就寝3時間前までに夕食を済ませる
- 寝る1時間前からスマホやPCを控える
- 毎日同じ時間に寝起きする
2. バランスの取れた食事
- ビタミンC:ブロッコリー、パプリカ、キウイ
- ビタミンE:アーモンド、アボカド、かぼちゃ
- ビタミンA:ニンジン、ほうれん草
- タンパク質:肉、魚、卵、大豆製品
3. ストレス管理と禁煙
色素沈着に効果的な市販アイテムと成分
メラニン生成を抑制する成分
ビタミンC誘導体
- 作用:メラニン生成抑制、抗酸化
- 特徴:比較的刺激が少なく、初心者にもおすすめ
アルブチン
- 作用:チロシナーゼの働きを抑制
- 特徴:穏やかな作用で肌への負担が少ない
トラネキサム酸
- 作用:メラニン生成の情報伝達を阻止
- 特徴:肝斑にも効果が期待できる
メラニン排出を促す成分
レチノール
- 作用:ターンオーバー促進、メラニン排出
- 注意:夜のみ使用、紫外線対策を徹底
市販のスキンケアアイテムは、最低でも3ヶ月は継続して使用することが重要です。
やってはいけないNGケアと悪化リスク
1. 過度なピーリングや角質ケア
やりすぎは肌のバリア機能を低下させ、炎症を引き起こします。適切な頻度: 週に1~2回程度
2. 強い力でのマッサージ
摩擦による色素沈着を引き起こします。美容液やクリームで滑りを良くし、優しく撫でるように。
3. 紫外線対策を怠る
どんなに良いスキンケアを行っても、紫外線対策を怠っては意味がありません。毎日日焼け止めを塗り、2~3時間ごとに塗り直しましょう。
4. 炎症部位を触る・掻く
ニキビや虫刺されなど、炎症が起きている部位を触ったり掻いたりすると、色素沈着として残りやすくなります。
5. 短期間での効果を期待しすぎる
色素沈着の改善には時間がかかります。適切な期間: 最低3ヶ月、理想的には半年~1年は同じケアを続ける
美容皮膚科で受けられる治療法(レーザー・ピーリングなど)
ピコトーニング

CLINIC Wでは、最新のピコレーザー「エンライトン」を使用したピコトーニング治療を行っています。
- 適応: 肝斑、広範囲の色素沈着、くすみ、肌質改善
- 施術回数: 5~10回以上(2~4週間ごと)
- ダウンタイム: ほぼなし、施術直後からメイク可能
- 料金: 1回 15,000円、5回コース 64,000円
ピコトーニングは、色素沈着の改善だけでなく、肌のトーンアップや毛穴の改善にも効果的です。
ケミカルピーリング
CLINIC Wでは、症状に合わせた複数のピーリングメニューをご用意しています。
サリチル酸マクロゴールピーリング
- 適応: 炎症後色素沈着、ニキビ跡、くすみ
- 料金: 1回 6,600円
コラーゲンピール(マッサージピール)
- 適応: 色素沈着、肌のハリ不足
- 料金: 1回 14,000円
ミラノリピール
- 適応: 色素沈着、ニキビ跡
- 料金: 全顔1回 15,000円、5回コース 64,000円
ローマピンク(デリケートゾーン・唇・ボディの色素沈着専用)
CLINIC Wでは、唇、デリケートゾーン、ボディ(脇、ひじ・ひざ、乳輪など)の色素沈着に特化した「ローマピンク」を新規導入しました。
- 適応: 唇、デリケートゾーン、ボディ(脇、乳輪、ひじ・ひざ、ビキニラインなど)
- 特徴: 100%植物由来の専用セラムとLED照射による施術。1回のクリニック施術+3ヶ月のホームケアで、痛みやダウンタイムが少なく、自然なピンク色へ
- 料金: 60,000円~(キャンペーン価格40%OFF適用)
レーザーが使いにくいデリケートな部位の色素沈着も、安全に改善できます。
外用薬・内服薬
ハイドロキノン(ナノHQクリームEX)
- 強力な漂白作用
- 料金: 1本(5g)2,200円
トレチノイン
- ターンオーバー促進
- 料金: 3,300円
美肌内服セット
CLINIC Wでは、色素沈着の改善に効果的な内服セットをご用意:
- プレミアムセット: ワカサプリ3,000mg + トラネキサム酸500mg + ユベラ = 9,600円
- スタンダードセット: シナール + トラネキサム酸500mg + ユベラ = 7,900円
特にレーザー治療を受けられる方には、施術前から美容内服を開始することで、治療効果を高め、炎症後色素沈着のリスクを軽減できます。
色素沈着を予防するためのUV・摩擦対策
徹底的な紫外線対策
日焼け止めの正しい使い方
- 日常生活:SPF30、PA+++程度
- 屋外活動:SPF50+、PA++++
- 顔全体に十分な量(500円玉大)を塗る
- 2~3時間ごとに塗り直す
その他のUV対策グッズ
- つばが広い帽子
- UVカット率99%以上のサングラス
- 日傘
摩擦を避ける生活習慣
- 洗顔料は十分に泡立て、泡で洗う
- 化粧水はハンドプレスで優しく
- タオルは押し当てるようにして水分を取る
- 目をこする癖を意識してやめる
治るまでの期間と根気よく続けるためのコツ
タイプ別の改善期間の目安
- 炎症後色素沈着: 軽度3~6ヶ月、中等度6ヶ月~1年
- 摩擦性色素沈着: 摩擦の原因除去後、3ヶ月~半年
- 老人性色素斑: 美容皮膚科でのレーザー治療が効果的
モチベーションを保つコツ
1. 記録をつける 定期的に同じ条件で写真を撮り、変化を視覚的に確認
2. 小さな目標を設定 まずは1ヶ月、毎日日焼け止めを塗るなど段階的に
3. ケアをルーティン化 特定の時間に行うことで忘れにくくなる
4. 完璧を目指さない 80%できていれば十分と考える
高崎CLINIC Wの色素沈着治療
色素沈着の改善には、正確な診断と適切な治療が不可欠です。セルフケアで改善が見られない場合は、経験豊富な専門医に相談することをおすすめします。
CLINIC Wが選ばれる理由
豊富な経験と確かな技術
院長の高橋渉医師は、東京大学で医学博士号を取得し、大手美容外科で院長・技術指導医を歴任。美容診療実績10,000件以上の経験を持ち、一人ひとりの肌状態を的確に診断します。
丁寧なカウンセリングと正確な診断
初回カウンセリング時にVISIA肌診断機を使用し、肌の状態を詳しく分析。表面のシミだけでなく、隠れジミも可視化し、客観的に評価します。
色素沈着を起こさせない・悪化させないための徹底サポート
特にレーザー治療においては、施術後の炎症後色素沈着を予防するため:
- 施術前からの美容内服開始(トラネキサム酸、ワカサプリ、ユベラ)
- 施術後のUVケア指導
- 適切なタイミングでのピコトーニング
- 定期的な経過観察
地域密着の通いやすさ
群馬県高崎市、高崎駅から徒歩3分。定期的な通院が必要な色素沈着治療だからこそ、通いやすさは重要です。
色素沈着でお悩みの方へ
「この黒ずみは治るのだろうか」「レーザー治療に興味があるけど、色素沈着が悪化しないか不安」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度CLINIC Wにご相談ください。長年の経験と最新の知見をもとに、最も効果的な治療法をご提案いたします。
CLINIC W(クリニックW)
〒370-0026 群馬県高崎市東町160-33 AZNOMAビル5階
高崎駅東口より徒歩3分
診療時間: 9:30~18:30(最終受付17:00)
休診日: 不定休
TEL: 027-386-2828
※この記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものです。色素沈着の状態や適切な治療法は個人によって異なりますので、詳しくは医師にご相談ください。