
ヒアルロン酸を繰り返しても戻ってしまう。
糸リフトをしてもほうれい線だけが残る。
そのほうれい線、「癒着」が原因かもしれません。
目次
ほうれい線とは
目立つほうれい線の原因には、さまざまな原因が絡み合っています。
- 加齢による組織・脂肪のたるみと下垂
- 皮膚の弾力・コラーゲンの低下
- SMAS筋膜のゆるみ
- 皮下組織の「癒着」による皮膚の引き込み(=ほうれい線剥離のアプローチ先)
特に注意が必要なのが「癒着」です。加齢や表情の癖により、皮下の組織や靭帯(リガメント)が固まり、皮膚を内側へ引き込むようになります。この癒着があると、ヒアルロン酸で溝を埋めても、糸リフトでたるみを引き上げても、ほうれい線の凹みだけが頑固に残ります。

ほうれい線剥離(はくり)とは
ほうれい線剥離は、ほうれい線をつくる皮下の癒着した組織・靭帯を、細い針や専用の道具などで丁寧に剥がす手術です。
引き込まれていた皮膚が解放されることで、ほうれい線の溝が浅くなります。溝を「埋める」のではなく、溝を「つくっている原因を取り除く」根本治療です。
- 傷跡は針穴のみ
- 処置時間は15〜30分程度
- 抜糸不要
- 半永久的な効果が期待できる
このような方におすすめ
- ほうれい線が深く、以前からずっと気になっている
- ヒアルロン酸を繰り返し注入しているが、すぐ戻ってしまう
- 糸リフトをしても、ほうれい線の凹みが改善しない
- ほほをリフトアップしても、溝だけ残る
- フェイスリフト(切開)はまだ踏み切れないが、根本的に改善したい
- 費用対効果の高い方法でほうれい線をうすくしたい
ヒアルロン酸を長年注入してきた方も、剥離の良い適応です。
注入を繰り返しても改善が感じられなくなってきたタイミングが、剥離を検討するひとつのサインです。
他のほうれい線治療との比較
| 治療法 | アプローチ | 効果の持続 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| ほうれい線剥離 | 癒着を剥がして根本改善 | 半永久的 | 内出血のみ/数週間 |
| ヒアルロン酸注射 | 溝を埋めて持ち上げる | 数か月〜1年 | ほぼなし |
| 糸リフト | 物理的に引き上げる | 1〜2年 | 数日〜1週間 |
| HIFU | 超音波で筋膜を引き締める | 半年〜1年 | ほぼなし |
| フェイスリフト(切開) | 切開して全体を引き上げる | 5年以上 | 2〜4週間 |
ほうれい線剥離は「ヒアルロン酸や糸リフトより根本的」かつ「フェイスリフトよりダウンタイム・費用を抑えられる」ポジションの治療です。
同時施術でより高い効果を
メーラーファット除去との併用
ほうれい線の上に乗るようにあるメーラーファット(頬の脂肪)を同時除去することで、頬の膨らみとほうれい線をまとめて改善します。
糸リフトとの併用
剥離で癒着を解消してから糸リフトを組み合わせることで、たるみとほうれい線を包括的に引き上げます。単独の糸リフトで改善しなかった溝も、剥離との組み合わせで変化が出やすくなります。
詳細情報
局所麻酔・笑気麻酔・ブロック麻酔をしてから、ほうれい線の支持組織を剥離していきます。剥離には細い針や専用の器具を使用します。
術後、軽い腫れや内出血はありますが、その改善後はほうれい線の引き込みが弱くなります。経過中、しこり感をかんじる場合はありますが徐々に改善します。
また、ほうれい線の再癒着がみられた場合には再度の剥離施術を検討します。
症例紹介

【施術内容】局所麻酔と笑気麻酔・ブロック麻酔下に、ほうれい線をつくる皮下の組織を剥がします。
【リスクや副作用】腫れ、内出血、違和感、左右差、一時的なしこり、ほうれい線の再出現
【費用】モニター価格 98,000円(税込)〜

【施術内容】局所麻酔と笑気麻酔・ブロック麻酔下に、ほうれい線をつくる皮下の組織を剥がします。
【リスクや副作用】腫れ、内出血、違和感、左右差、一時的なしこり、ほうれい線の再出現
【費用】モニター価格 98,000円(税込)〜

【施術内容】局所麻酔と笑気麻酔・ブロック麻酔下に、ほうれい線をつくる皮下の組織を剥がします。
【リスクや副作用】腫れ、内出血、違和感、左右差、一時的なしこり、ほうれい線の再出現
【費用】モニター価格 98,000円(税込)〜
メリット/デメリット
メリット
- ほうれい線を根本的にうすくできる
- ダウンタイムが比較的軽く経過する
- 半永久的な効果が期待できる
- ヒアルロン酸を繰り返してきた方にも適応がある
デメリット
- 内出血やしこりが経過中にみられる
- 術後の癒着のため再剥離が必要となる場合がある
料金
よくあるご質問(FAQ)
Q. ヒアルロン酸を長年打ち続けているのですが、剥離は受けられますか?
A. 受けていただけます。むしろ、繰り返しの注入でも改善が感じられなくなってきた方は、癒着が原因の可能性が高く、剥離の適応として検討価値があります。ヒアルロン酸の残存状態はカウンセリングで確認します。
Q. 糸リフトとの違いは何ですか?
A. 糸リフトはたるみを物理的に引き上げる治療ですが、癒着が強い場合はほうれい線の溝に効果が出にくいことがあります。剥離は癒着そのものを取り除くため、溝の改善に直接アプローチできます。組み合わせて行うことも可能です。
Q. フェイスリフトと何が違いますか?
A. フェイスリフト(切開リフト)は耳周りなどを切開して皮膚・筋膜を広範囲に引き上げる手術です。ほうれい線剥離は傷跡が針穴のみで、ダウンタイムも軽く、費用も抑えられます。ほうれい線の溝改善にフォーカスした施術です。
Q. 効果はいつから実感できますか?
A. 術直後から変化はありますが、腫れがある間はわかりにくいです。1か月ほどで腫れが落ち着き、ほうれい線が浅くなったことを実感し始めます。完成形は3〜6か月後です。
Q. 効果はどのくらい続きますか?
A. 癒着を剥がして組織を正しい位置に戻す手術のため、半永久的な持続が期待できます。加齢による変化は続きますが、ヒアルロン酸のように吸収されることはありません。
施術の流れ
予約
当院の公式LINEまたはオンライン予約からお申し込みください。
カウンセリング
ほうれい線をふくめたお顔全体の状態を診察し、予想される結果やリスクについてご説明していきます。お一人おひとりのご要望にしっかりお応えできるように、最適なデザインを提案いたします。
施術
麻酔後に安全に処置を行います。ほうれい線をつくる癒着部位を内部処理で剥離していきます。
アフターケア
施術後はそのままお帰りいただけます。術後のご不安などに対してはアフターケアを行っています。
施術について
| 施術時間 | 30分程度 |
| 痛み | あっても術後1週間程度 |
| 抜糸 | なし |
| ダウンタイム | 腫れ・内出血は数日後にピーク。 数ヶ月しこり感を感じることあり。 |
| 麻酔 | 笑気麻酔、ブロック麻酔 |
| リスク | 腫れ・内出血・仕上がりの左右差・傷跡・感染・再癒着など |
院長コメント
ほうれい線剥離は、取り扱いできるクリニックが少なく、解剖学的な理解と経験が必要な手術です。ヒアルロン酸を繰り返しても満足できない方、糸リフト後もほうれい線だけが残っている方に、ぜひ一度考えていただきたい選択肢です。カウンセリングでは、ほうれい線の原因が癒着によるものかどうかも含めて診察し、最適なプランをご提案します。
関連ブログ
ほうれい線剥離について、当院ブログもぜひご参照ください。