鼻先の手術の基礎となる施術で、団子鼻の解消、鼻先の向きの変更、鼻先を高くする、など幅広い適応があります。当院では、この鼻尖形成に鼻尖部への軟骨移植を加える鼻先手術を推奨しています。
鼻の穴の一部切開のみで行うクローズ法、鼻柱も切開し鼻全体をあけて全般的に処理を行うオープン法、の2つに大別されます。傷を目立たせず自然な変化の方は前者、しっかりと変化を出したい方は後者の適応となります。
※ 鼻先部へのPCL素材など人工物の挿入は術後トラブルが多く、当院では行っておりません。
また、持続期間は長くないものの硬めのヒアルロン酸を特殊な注入方法でいれる手法でも鼻先を整えることができます。
このような方におすすめ
- 鼻先をキレイに整えたい、細く見せたい、高くしたい
- 鼻先の手術を受けたいがダウンタイムは少なくしたい(クローズ法)
- 軟骨の一部処理・縫合で十分変化の出る皮膚の薄い方(クローズ法)
- しっかり効果のある鼻先の手術を受けたい方(オープン法)
- 広い範囲での軟骨処理に加え、皮下組織のトリミングが必要な方(オープン法)
詳細情報
クローズ法
局所麻酔をした後、左右の鼻粘膜に切開を加えます。溶けない糸で大鼻翼軟骨を縫合し、鼻先をシャープにします。
オープン法
鼻腔粘膜から鼻柱にかかる切開を行い、鼻先の内部が見える状態に展開します。複数の軟骨を処理、縫合し、余分な皮下組織も切除することで確かな変化を出します。
症例紹介
メリット/デメリット
メリット
- 鼻腔内粘膜の切開のみで処置できるので傷が残らない(クローズ法)
- 抜糸不要(クローズ法)
- 鼻先を広く処理することでしっかり変化を出すことができる(オープン法)
デメリット
- 鼻先の一部の処置にとどまるため、オープン法ほどは変化が出ない(クローズ法)
- 固定が必要で、ダウンタイムもクローズ法より長い(オープン法)
料金
施術の流れ
予約
当院の公式LINEまたはオンライン予約からお申し込みください。
カウンセリング
鼻まわりの状態を確認し、予想される結果やリスクについてご説明していきます。お一人おひとりのご要望にしっかりお応えできるように、最適な方法を提案いたします。
施術
麻酔後に安全に処置を行います。鼻腔粘膜を切開し、鼻先の丸みの原因のひとつである鼻翼軟骨を縫合してから閉創します。
アフターケア
施術後はそのままお帰りいただけます。術後のご不安などに対してはアフターケアを行っています。
施術について
施術時間
30分以内(クローズ法)、1時間程度(オープン法)
痛み
あっても軽度
抜糸
基本的にはなし(クローズ法)、1週間後(オープン法)
ダウンタイム
腫れ・内出血は数日後にピーク。週単位で大きく改善。完成まで2ヶ月から3ヶ月程度(個人差あり)
麻酔
ブロック麻酔、静脈麻酔
リスク
腫れ・内出血・倦怠感・頭痛・むくみ・仕上がりの左右差など