プラセンタとは
プラセンタとは胎盤のことで、プラセンタエキス(抽出物)はヒトの胎盤を溶解することで作られています。そのエキスには、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
プラセンタ注射を受けることで、抗炎症効果、鎮痛効果、抗酸化作用、創傷治癒効果、更年期障害の改善、肝臓保護作用など多くの効能が得られます。更年期障害や肝機能障害などの治療だけでなく、幅広い美容効果があり人気の注射です。また、副作用の心配がほとんどなく継続しやすい点も魅力です。

◎ これまで受けたプラセンタ注射であまり効果を感じなかった方へ
プラセンタ注射の効果を感じないケースの多くが、「注射の頻度や量、期間が足りていない」ことです。CLINIC Wでは、しっかり効果を体感できるよう、まず4週間は週2回3本ずつ、その後は効果を維持するために1週間に1回2-3本ずつの注射を推奨しています。
※ 一度にあまりにたくさん注射するよりもこまめに分けて継続することが大切です。なお、プラセンタ注射は一度に6本打ったとしても過剰な打ち過ぎにはなりません。
※ 当院では、保険診療でのプラセンタ療法は行なっておりません。
このような方におすすめ
- いつも疲れが残っている方
- 肩こり、腰痛、ひざ痛など関節痛がある方
- 乾燥肌やアトピー性皮膚炎が気になる方
- 更年期障害、冷え性、生理不順がある方
- 不眠、自律神経失調症、摂食障害のある方
- 肝機能が悪い、飲酒量が多い方
- 花粉症などアレルギーがある方
- 肌のしわ、シミ、くすみを改善したい方
詳細情報
ラエンネック
当院で使用しているラエンネックは、国内での分娩時に提供される胎盤から抽出された安全性の高い製品です。国内で認可されているプラセンタとして、ラエンネックの他もう一つメルスモンがあります。両者の効能の違いはあまりないため、当院ではヒト胎盤エキス含有量の多いラエンネックを採用しています。
主に以下の効果があります。
美肌効果
細胞の活性化や再生作用があり、全身の機能低下を補います。また、血行促進により、美肌効果(シミ・くすみなど)も期待できます。
美白効果
細胞分裂を盛んにし、増えたメラニン色素や色素沈着を体外に追い出しやすくします。また、新陳代謝を良くして、肌の深層にあるメラニン色素や老廃物が血管に取り込まれ体外に排出しやすくなります。
ホルモンバランスの正常化
プラセンタには乱れたホルモンバランスを整える働きがあるため、ひどい生理痛や生理前後のニキビ、更年期障害の症状を改善する効果が期待できます。
抗炎症作用
炎症を落ち着かせ、傷ついた細胞を修復する働きがあり、ニキビや肌の赤みを抑える効果があります。また、ニキビの原因となるアクネ菌が増えにくくなる作用もあります。
抗アレルギー作用
免疫機能を調整し、アレルギー反応をおさえることで、花粉症やアトピー性皮膚炎などの症状を軽減することが期待されます。
不眠症の改善
自律神経系を整え、ホルモンバランスを調整することで、入眠しやすくなり睡眠の質が向上する効果が見込めます。
肝機能の強化
肝細胞増殖因子が活性化されることで、傷んだ肝臓の細胞を修復する効果があると考えられています。また、肝臓に蓄積した脂肪が分解され、脂肪肝を改善する効果も見込めます。
- ラエンネックは、ウイルスや細菌の混入がないよう厳しい検査体制のもと製造されています。これまでプラセンタ注射による感染症の報告は国内外で一切ありません。
- 感染リスクはほぼないものの、輸血の安全性を高める措置としてプラセンタ注射を受けた人からの献血を行なわないことが決まっています。
- 献血に協力できないだけで、本人が輸血を受けることはできます。
メリット・デメリット
メリット
- 短時間で終わる注射のみでさまざまな効能が得られる
- 副作用の心配がほとんどない
- 男女共に使用することができる
デメリット
- ごくまれにアレルギーや頭痛を起こす可能性がある
- 献血の提供ができなくなる
料金
施術の流れ
予約
当院の公式LINEまたはオンライン予約からお申し込みください。
注射
看護師により安全に処置を行います。
アフターケア
施術後はそのままお帰りいただけます。特に術後の制限はありません。
施術について
施術時間
5分程度
痛み
注射時のみ
ダウンタイム
なし
麻酔
なし
リスク
頭痛・アレルギー反応など。プラセンタ注射を受けた方は以降、献血の提供ができなくなります。
治療の間隔
最初の4週間は週2回、その後は週1回を推奨。
◎ 投与できない可能性がある方(必ず事前に申告して下さい)。
薬物過敏症、妊娠中・授乳中、献血予定がある方、ホルモン感受性がん(乳がんなど)