2026.6.13

糸リフトの失敗が芸能人でも起きる理由|典型的な失敗パターンと防ぎ方を医師が解説


「芸能人がやっているなら安心」「有名な先生に任せれば失敗しない」——糸リフトを検討するとき、多くの方がそう考えます。しかし実際には、芸能人や著名人であっても糸リフトの仕上がりに悩み、修正に至るケースは決して珍しくありません。

糸リフト(スレッドリフト)は、溶ける糸を皮下に挿入してたるみを引き上げる施術です。メスを使わず、短時間で受けられる手軽さから人気が高い一方で、「誰が、どの糸を、どの層に、どう入れるか」で結果が大きく変わる、術者の技術差が出やすい施術でもあります。

この記事では、なぜ芸能人でも失敗が起きるのか、典型的な失敗パターンとその原因、そして失敗を避けるためのクリニック・医師の見極め方を、医師の視点から具体的に解説します。群馬・高崎で糸リフトを検討されている方が、後悔のない選択をするための判断材料としてお役立てください。


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芸能人でも糸リフト失敗が起きる理由:技術の差が結果に直結する

糸リフトは「糸を入れるだけ」と思われがちですが、実際には高度な解剖学的知識と手技が要求される施術です。失敗が芸能人であっても起きてしまうのは、有名であることと、自分に合った術者にたどり着けることがイコールではないからです。

糸リフトの仕上がりを左右するのは、主に次の要素です。

挿入する「層(深さ)」の正確さ:浅すぎれば皮膚が凸凹し、深すぎれば引き上げ効果が出ません。顔の部位ごとに適切な深さは異なります。

糸の種類・本数・ベクトル(引き上げる方向)の設計:たるみの原因や骨格に合わせて、どの方向にどれだけ引くかを設計する力が必要です。

左右のバランスを取る技術:顔は元々左右非対称です。それを踏まえてデザインできるかどうかで、自然さが決まります。

つまり糸リフトは、機械任せではなく術者の判断と手の正確さに依存する割合が大きい施術です。芸能人であっても、知名度やアクセスの良さ、PR上の付き合いでクリニックを選んでしまえば、技術とのミスマッチは起こり得ます。「有名人が受けた施術」という情報だけでは、その術者の技術力を保証するものにはなりません。


よく見られる失敗パターン3選(引きつり・不自然な凸凹・非対称)

糸リフトの「失敗」として相談の多い症状は、大きく次の3つに分類できます。いずれも、糸そのものの問題というより手技や設計に起因することが多いのが特徴です。

① 引きつり・つっぱり感

笑ったときや口を動かしたときに皮膚が不自然に引っ張られる、ひきつれて見える状態です。糸を引き上げる力が強すぎたり、表情筋の動きを考慮せずに固定したりすると起こりやすくなります。口の開けづらさを訴えるケースもあります。

② 不自然な凸凹・しこり

糸の通り道に沿って皮膚表面が波打つ、コグ(糸の返し)が浅い層に引っかかってボコつく、といった症状です。糸を浅い層に通しすぎることが主な原因で、痩せ型・皮膚が薄い方ほど目立ちやすい傾向があります。

③ 左右非対称(左右差)

片側だけ引き上がっている、引き上げの高さや頬のラインが左右で揃っていない状態です。元々の顔の非対称を考慮せず、左右同じ本数・同じ方向で機械的に入れてしまうと起こります。

これらはいずれも、たるみの程度や顔の構造を正しく診断し、それに合わせて設計できる術者であれば回避できるものです。逆に言えば、こうした症状が出るかどうかは術者の力量を映す鏡とも言えます。


価格競争・割引クリニックで失敗リスクが上がる理由

「1本◯◯円」「本数増量キャンペーン」といった価格訴求は魅力的に見えますが、糸リフトにおいては安さの裏側にリスク要因が潜んでいることを理解しておく必要があります。

価格競争型・大幅割引型のクリニックで失敗リスクが上がりやすい背景には、次のような構造があります。

施術時間の短縮圧力:低価格・高回転を成立させるため、1人あたりの施術時間が短くなり、丁寧なデザインや左右調整に時間をかけにくくなります。

本数主義に陥りやすい:「本数が多い=効果が高い」という単純な訴求になりがちですが、不要に多く入れれば凸凹や引きつりのリスクはむしろ上がります。適切な本数は人によって異なります

担当する術者の経験にばらつきが出やすい:症例数を稼ぐ運用では、経験の浅い術者が担当するケースも生じます。

使用する糸のグレードや選択肢が限られることがある:たるみのタイプに合わない糸を一律で使うと、効果不足や違和感につながります。

安さそのものが悪いわけではありませんが、「なぜその価格で提供できるのか」が説明されない安さには注意が必要です。料金体系が明朗で、本数や糸の種類の根拠をきちんと説明してくれるクリニックを選ぶことが、結果的に失敗を避ける近道になります。


「芸能人が通うクリニック」だけでは安心できない理由

クリニック選びの際、「芸能人御用達」「有名人も通う」といった情報を安心材料にする方は少なくありません。しかし、これだけを判断基準にするのは危険です。

担当医が同じとは限らない:大きなクリニックでは複数の医師が在籍しており、芸能人を担当した医師が自分の施術も担当するとは限りません。

PR・広告である可能性:「芸能人が通う」という訴求自体がマーケティングの一環であることも多く、技術力の客観的な裏付けにはなりません。

その人に合った施術=自分に合う施術ではない:たるみの原因や骨格、皮膚の状態は一人ひとり異なります。誰かにとっての正解が、自分にとっての正解とは限りません。

本当に確認すべきは「誰が来ているか」ではなく、「自分を担当する医師が、自分のたるみをどう診断し、どう設計するか」です。カウンセリングで具体的な治療方針を説明できるかどうかのほうが、はるかに信頼できる指標になります。


糸リフトの失敗が起きやすい適応外ケースとは

糸リフトは万能ではありません。そもそも糸リフトが適していないケースに無理に施術を行うと、効果不足や違和感といった「失敗」につながります。次のようなケースは、糸リフト単独では満足のいく結果が得にくい代表例です。

たるみが進行しすぎている場合:皮膚や脂肪の下垂が大きい方は、糸だけでは引き上げきれず、切開によるフェイスリフトのほうが適していることがあります。

皮膚が非常に薄い・痩せ型の場合:糸やコグが透けたり凸凹が出やすかったりするため、糸の種類や層の選択により慎重さが求められます。

引き上げ以外の要素が大きい場合:たるみの原因が脂肪のボリュームや皮膚の質感にある場合、糸リフト単独ではなく、ハイフ・RF(高周波)・注入治療などの組み合わせが必要になることがあります。

過度な変化を期待している場合:糸リフトはあくまで「自然な引き上げ」が得意な施術です。劇的な変化を求めると、本数を増やしすぎて不自然になるリスクが高まります。

良い医師は、「糸リフトが向かない」と判断したら、正直に別の選択肢を提案します。何でも糸リフトで解決しようとせず、適応を見極めてくれるかどうかが、失敗を避ける重要なポイントです。CLINIC Wでは、ハイフ(HIFU)やサーマジェン、RFマイクロニードルなど複数の治療を組み合わせて提案できる体制を整えており、たるみの原因に応じた最適なプランをご提案します。


失敗を避けるために確認すべき医師の経験・症例数

糸リフトの結果は術者の技術に大きく左右されるため、医師選びこそが最大の失敗対策です。カウンセリングや事前確認の際には、次のポイントをチェックしてください。

糸リフトの症例数・経験年数:どれだけの症例を経験してきたか。修正症例まで扱っているかどうかも、技術の幅を示す指標になります。

症例写真を提示できるか:自院での実際の症例(ビフォーアフター)を、自分のたるみのタイプに近い例で見せてもらえると安心です。

たるみの診断と治療設計を言語化できるか:「あなたのたるみはこの部位が原因なので、この方向に引き上げます」と説明できる医師は信頼できます。

適応外の判断ができるか:糸リフト以外の選択肢も含めて提案してくれるか。

形成外科・美容外科の専門的な研鑽の有無:解剖学的知識の土台があるかどうかは、安全性に直結します。

CLINIC Wの院長は、大手美容外科で多数の症例を担当してきた経験を持っています。たるみの原因を解剖学的に診断したうえで、一人ひとりに合わせた糸の種類・本数・ベクトルを設計します。また、当院の看護スタッフは全員が経験豊富で、安心して施術に臨んでいただける体制を整えています。料金体系も明朗で、本数や糸の根拠をきちんとご説明します。


術後に「なんかおかしい」と感じたら:早期相談の重要性

糸リフト後、ある程度の腫れ・つっぱり感・違和感は自然な経過であり、多くは1〜2週間ほどで落ち着きます。しかし、次のような症状が続く・強い場合は、早めにクリニックへ相談することが重要です。

  • 強い引きつりや、表情を動かしたときの明らかな不自然さが続く
  • はっきりとした凸凹やしこりが、時間が経っても改善しない
  • 左右差が明らかで、自分でも気になる
  • 痛み・腫れ・赤みが長引く、または悪化する(感染の可能性)

「自然に治るかも」と様子を見すぎると、対応が遅れることがあります。特に感染が疑われる症状は、放置すると悪化するため早急な受診が必要です。経過観察で済む症状なのか、処置が必要なのかを判断できるのは医師だけです。不安を感じたら、まずは施術を受けたクリニックに連絡しましょう。

なお、他院で受けた糸リフトについてのご相談も、CLINIC Wでは可能です。「どこに相談していいか分からない」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。


修正・抜糸は可能か?修正治療の実態

「失敗してしまったら、もう元に戻せないのでは」と不安に思う方も多いですが、症状や時期によって対応は異なります。修正治療の実態を正しく理解しておきましょう。

抜糸(糸の除去)について

溶ける糸の場合、時間の経過とともに自然に吸収されるため、軽度の症状であれば経過を待つことで改善することがあります。一方で、引きつりや強い違和感が早期に出ている場合は、糸が組織に固定される前であれば除去できる可能性があります。ただし、コグ付きの糸は組織に絡みやすく、完全な抜糸が難しいこともあるため、早期の判断が重要になります。

凸凹・しこりへの対応

浅い層に起因する凸凹は、糸が吸収されるにつれて目立たなくなることが多いですが、改善が乏しい場合はマッサージや追加処置を検討します。

左右差・効果不足への対応

引き上げが不十分・左右差がある場合は、糸の追加や他治療(ハイフ・RFなど)の併用で調整する方法があります。ただし、元の施術の状態を正確に把握したうえで設計し直す必要があるため、修正は初回以上に技術と経験が問われます

修正治療は、初回の施術以上に難易度が高いケースが少なくありません。だからこそ、最初の段階で適切なクリニック・医師を選ぶことが、何よりの失敗対策です。


まとめ:群馬・高崎で糸リフトを検討している方へ

糸リフトの失敗は、芸能人であっても起こり得ます。その理由は、糸リフトが術者の技術と診断力に結果が直結する施術だからです。価格や「芸能人御用達」といった情報だけで選ぶのではなく、

・自分のたるみを正しく診断し、設計を言語化できる医師か

・適応外のときに別の選択肢も提案してくれるか

・経験・症例数の裏付けがあるか

・料金やリスクを明朗に説明してくれるか

といった視点で見極めることが、後悔のない選択につながります。

CLINIC W(高崎)では、経験豊富な院長が、たるみの原因を解剖学的に診断したうえで、一人ひとりに合わせた糸リフトをご提案します。糸リフトが最適でない場合は、ハイフ・サーマジェン・RFマイクロニードルなど他の治療も含めて率直にご提案します。他院で受けた糸リフトのお悩み相談や抜去も承っております。

群馬・高崎で糸リフトを検討されている方、また「仕上がりが気になる」という方は、ぜひ一度CLINIC Wのカウンセリングにお越しください。


高崎CLINIC W(院長・髙橋渉/医学博士・東京大学大学院)

AZNOMAビル5F、東町160-33(高崎駅徒歩5分、専用駐車場あり)

TEL:027-386-2828/診療時間:9:30〜18:30

糸リフトの詳細:https://clinic-w.com/treatment/382/

ドクター紹介

院長 高橋 渉

院長 高橋 渉

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資格

医学博士(東京大学)国際医学論文の執筆多数

所属学会

日本美容外科学会 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員

年表

2008年 新潟大学医学部医学科 卒業
2010年 多摩総合医療センター ジュニアレジデント
その後、東京大学医学部附属病院 シニアレジデント、助教
2020年 大手美容外科 入職
その後、高崎院初代院長、品川院院長、技術指導医を歴任
2022年 東京美容医療クリニック、ウィクリニック勤務開始
2023年 吉祥寺アイビークリニック、盛岡美容外科 勤務開始
2024年 高崎でCLINIC Wを開業

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