2026.3.15

婦人科形成の失敗を防ぐには?よくあるトラブルと他院修正を解説

「手術を受けたけれど、仕上がりが思っていたものと違う」「ダウンタイムがいつまでも終わらない気がする」「失敗したかもしれないけれど、どうすればいいかわからない」——婦人科形成を受けた後、このような不安を抱える方は少なくありません。

婦人科形成はデリケートな部位への外科手術であり、仕上がりに関わる変数が多く、失敗やトラブルのリスクがゼロではありません。しかし、事前に正しい知識を持ち、適切なクリニックを選ぶことで、多くのトラブルは予防できます。

本記事では、婦人科形成でよく起こるトラブルの種類と原因、失敗を防ぐための具体的な対策、万が一の際の対処法と他院修正(再手術)について、詳しく解説します。


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婦人科形成(小陰唇縮小など)とは?代表的な施術

婦人科形成とは、女性器(外性器)の形・大きさ・色などを整える外科的施術の総称です。女性器整形、陰部形成などとも呼ばれます。デリケートな部位であるがゆえに悩んでいても相談しにくいという方が多いですが、近年は受診するハードルが下がり、施術を希望する方が年々増えています。

代表的な施術には以下のものがあります。

小陰唇縮小術は婦人科形成のなかで最も多く行われる施術です。大陰唇の内側にある薄いヒダ(小陰唇)が肥大化している場合に、余分な部分を切除して形や大きさを整えます。下着や自転車のサドルとの摩擦による痛み・不快感の解消、においや蒸れの改善、見た目のコンプレックス解消などを目的に受けられる方が多くいます。

副皮除去術は、小陰唇とつながるようにある小さなヒダ(副皮)を切除する施術です。副皮が大きいと恥垢が溜まりやすく、においの原因になることがあります。小陰唇縮小術と同時に行うケースが多い施術です。

クリトリス包茎(陰核包皮除去術)は、クリトリスを覆う包皮を適量切除する施術です。ゴミが溜まりにくくなり、においの改善が期待できます。

大陰唇たるみ除去は、加齢や体重変化などによって生じた大陰唇のたるみや黒ずみを切除・縫合する施術です。

いずれも日帰りで受けられる手術であり、施術時間は30分〜1時間程度が目安です。ただし、切開を伴う外科手術であるため、術後には一定のダウンタイムが発生します。


婦人科形成でよくある失敗例・術後トラブル

婦人科形成で報告されているトラブルには、以下のようなものがあります。

仕上がりがイメージと違った

最も多い失敗のひとつが、術後の仕上がりが事前のイメージと異なっていたというケースです。「もっと小さくなると思っていた」「形がこんなはずじゃなかった」という声は、患者と医師の間のコミュニケーション不足によって生じることがほとんどです。カウンセリングで希望を伝えたつもりでも、言葉だけでは細かなニュアンスまで共有されないことがあります。

小陰唇が切り過ぎになった

小陰唇の機能(膣・尿道の保護、排尿時の尿の誘導など)を損なわない範囲で切除することが重要ですが、経験が浅い医師が担当した場合や、患者の強い希望に応じすぎた場合に過剰切除が起こることがあります。小さくなりすぎると大陰唇とのバランスが崩れるだけでなく、排尿時の違和感や日常的な不快感につながることがあります。切除した組織は元に戻すことができないため、特に慎重な判断が必要です。

左右非対称になった

もともと小陰唇には左右差がある方が多いですが、手術のデザインや切除量の判断を誤ると、術後にその差がより目立つ結果になることがあります。片側だけを切除した場合や、縫合の精度が不十分だった場合に起こりやすいトラブルです。

傷跡が目立つ・組織が壊死した

縫合が雑だったり、縫合糸が皮膚に食い込んだりすると傷跡が目立ちやすくなります。また、縫合が適切でなく血流が悪くなると、組織が壊死するという深刻なトラブルに発展することもあります。

痛みや腫れが長期間続いた

止血が不十分な手術の後や、術後の安静が不十分だった場合に、炎症や腫れが長引くことがあります。術後の出血は通常1週間程度で落ち着きますが、それ以上続く場合は受診が必要です。

黒ずみが残った

小陰唇縮小では余分な部分を切除しますが、切除しなかった部分の黒ずみはそのまま残ります。「黒ずみが完全になくなる」と思って受けた方が、術後に期待と異なる結果を感じるケースがあります。

感染症が起きた

衛生管理が不十分なクリニックや、術後のケアが不適切だった場合に、細菌感染が起こることがあります。感染の兆候(術部の強い痛み・発赤・膿の排出・発熱など)が見られた場合は、速やかに受診することが重要です。

リスクの説明が不十分だった

「こんなに腫れるとは聞いていなかった」「ダウンタイムがこれほど長いと知らなかった」という声は、事前説明の不足から生じます。十分な説明なしに手術を受けると、術後の経過に不安や混乱が生じます。


これって失敗?ダウンタイム中の正常な経過との違い

術後の反応すべてが「失敗」ではありません。正常なダウンタイム症状と、受診が必要なトラブルを区別することが大切です。

正常なダウンタイム中の反応としては、腫れ・赤み・内出血・軽度の痛み・縫合部のつっぱり感などが挙げられます。これらは手術後に生じる自然な反応であり、多くの場合1〜2週間をかけて徐々に落ち着いていきます。CLINIC Wのクイック処理(中縫い法)を選択した場合、制限期間の目安は約1週間です。

受診が必要なサインとしては、次のようなものがあります。術後1週間以上経過しても出血が続いている、縫合部が開いてしまった、強い痛みや発熱が続いている、術部から膿のようなものが出ている——これらは正常な経過ではなく、感染や縫合不全などのトラブルが疑われます。こうした症状が見られた場合は、施術を受けたクリニックに速やかに連絡し、受診してください。

また、「仕上がりの形がおかしい気がする」という場合でも、ダウンタイム中は腫れの影響で最終的な仕上がりを正確に判断できません。腫れが完全に引いてから(おおむね1〜3ヶ月後)改めて評価することをおすすめします。


婦人科形成で失敗や後悔が生じてしまう主な原因

失敗やトラブルが起きてしまう背景には、いくつかの共通した原因があります。

医師の経験・技術不足

婦人科形成は繊細な解剖学的知識と手術技術を必要とする施術です。切除量のデザインや縫合の精度が仕上がりを大きく左右するため、経験の浅い医師が担当した場合にトラブルが生じやすくなります。「安いから」「近いから」という理由だけでクリニックを選ぶのは、このリスクを高めます。

カウンセリングが不十分だった

患者の希望・ライフスタイル・体型・個人差を考慮せずに画一的に施術が進められると、仕上がりのミスマッチが生じます。「何分でカウンセリングが終わったか」は、クリニックの丁寧さを判断するひとつの目安になります。

費用の安さだけで選んだ

極端に安いクリニックは、施術の簡素化・低品質な医療材料の使用・経験の浅い医師の担当などによってコストを下げている可能性があります。費用の安さは、それを可能にする何らかの理由があることを意味します。

アフターケア体制が整っていなかった

術後のトラブルに迅速に対応できる体制がないクリニックでは、問題が起きてもフォローを受けられず、状態が悪化するリスクがあります。

患者自身の術後ケアが不適切だった

術後の安静が守れていなかった、飲酒や激しい運動を早期に再開してしまった、清潔管理が不十分だったなど、患者側の行動も術後経過に影響します。


婦人科形成で失敗しないための予防策・ダウンタイムの過ごし方

術前の予防策

複数のクリニックでカウンセリングを受け、担当医師の経験・実績・コミュニケーションスタイルを確認しましょう。症例写真の豊富さ、リスクについての説明の丁寧さ、質問への回答の誠実さが信頼できるクリニックの目安になります。

術前にしっかりと希望をまとめておくことも大切です。「どのくらいの大きさにしたいか」「日常生活でどんな不快感を解消したいか」「どんな仕上がりを理想としているか」を具体的に伝えられるよう準備しておきましょう。

ダウンタイム中の過ごし方

術後数日間は激しい運動を避け、できるだけ安静に過ごすことが重要です。飲酒は血行を促進して腫れや出血を悪化させることがあるため、医師から許可が出るまで控えましょう。

清潔を保つことも感染予防に欠かせません。患部の洗浄方法については担当医師の指示に従い、自己判断で市販薬を使用することは避けましょう。

性行為については、CLINIC Wのクイック処理を選択した場合は術後約1週間が目安ですが、従来法では2〜3週間以上の制限が必要なことがあります。必ず担当医師の指示に従ってください。


失敗を回避!後悔しないクリニック・名医の選び方

婦人科形成の実績・症例が豊富かどうか

担当医師が婦人科形成の施術をどれだけ手がけてきたかは、仕上がりの安定性に直結します。ホームページに症例数や医師のプロフィールが明示されているか確認しましょう。婦人科形成はすべての外科医が得意とする分野ではなく、専門的に取り組んでいるかどうかが重要です。

カウンセリングの質と透明性

初回カウンセリングでの対応は、そのクリニックの方針を知る最良の機会です。丁寧な問診、リスクについての正直な説明、施術の必要性の判断、希望に対する建設的なフィードバック——これらがきちんと行われるかどうかを確認しましょう。

「高額なオプションを次々と勧めてくる」「リスクについての説明が少ない」「カウンセリングがほとんど行われない」という場合は注意が必要です。

担当医が一貫しているか

カウンセリングと施術で担当医が変わるクリニックでは、希望の引き継ぎに漏れが生じるリスクがあります。CLINIC Wでは院長・高橋渉がカウンセリングから執刀まで一貫して担当するため、こうした情報の断絶が起きません。

アフターケア・保証体制が整っているか

術後の経過観察、万一のトラブル対応、修正が必要な場合の対応方針などを事前に確認しましょう。「施術したら終わり」というクリニックと、「術後も責任を持ってフォローする」クリニックとでは、万が一の際の安心感が大きく異なります。

プライバシーへの配慮があるか

婦人科形成はデリケートな部位への施術です。待合室でほかの患者と顔を合わせない動線設計、診察・施術の完全個室対応、スタッフの接遇など、プライバシーへの配慮が行き届いているかどうかも重要な選定基準です。

CLINIC Wでは、診察・施術はすべて完全個室で実施しています。


万が一婦人科形成で失敗したと感じた時の対処法

まずは施術を受けたクリニックに連絡する

仕上がりへの不満やダウンタイムへの不安がある場合は、まず施術を受けたクリニックに連絡し、状況を伝えましょう。正常な経過なのかトラブルなのかを判断するためにも、受診して医師に直接確認することが大切です。

冷静に記録を残す

術後の変化(腫れの程度、痛みの強さ、出血の有無など)を写真や日記で記録しておくと、受診の際に状況を正確に伝えやすくなります。「いつ」「どのような症状が」「どの程度」あったかを整理しておきましょう。

セカンドオピニオンを活用する

施術を受けたクリニックでの対応に不満がある場合や、別の医師の意見を聞いてみたいと感じた場合は、他院でのセカンドオピニオンを求めることができます。他院修正(再手術)に対応しているクリニックであれば、修正の可否や方針についてもあわせて相談できます。

焦って判断しない

ダウンタイム中は腫れや引きつれの影響で最終的な仕上がりを正確に評価することが難しく、「失敗した」と感じても腫れが引けば改善するケースも少なくありません。1〜3ヶ月後の安定した状態になってから改めて評価し、必要であれば修正を検討するのが適切なタイミングです。


他院修正(再手術)の施術内容と費用相場について

他院修正とは

他のクリニックで受けた婦人科形成の施術の結果に問題があった場合、別のクリニックで修正手術を受けることを「他院修正」といいます。CLINIC Wでは他院修正にも対応しています。

修正で対応できる主なケース

他院修正で対応できるケースとしては、左右差が顕著で気になる、切除量が少なく仕上がりに不満がある、傷跡が目立っている、縫合部の状態が悪いなどが挙げられます。一方、切りすぎ(過剰切除)によるケースは組織を増やすことができないため、修正の難易度が高くなります。

他院修正の費用相場

他院修正は初回手術よりも術野の状態が複雑なことが多く、手術の難易度が上がります。費用は症状の程度・修正の範囲・術式によって異なりますが、小陰唇の他院修正は一般的に150,000〜300,000円程度が目安です。詳細は必ずカウンセリングで確認してください。

修正前に確認しておくこと

修正手術を検討する際は、前回の施術からどのくらい期間が経過しているかを確認しましょう。組織が安定するまでの期間(目安:3〜6ヶ月)が経過してから修正を行うのが基本です。また、修正の目的・期待できる結果・リスクについて担当医師と十分に話し合ったうえで判断することが重要です。

CLINIC Wでは、他院で施術を受けた方のご相談も無料カウンセリングで承っています。修正が必要かどうかの判断も含め、まずはご相談ください。


婦人科形成の失敗やトラブルに関するよくある質問

Q. 術後1ヶ月経っても腫れが引かない。これは失敗ですか?

A. 腫れが完全に引くまでの期間には個人差があります。1ヶ月でもまだ残っている場合がありますが、2〜3ヶ月をかけて徐々に落ち着いていくケースも多くあります。ただし、痛みや熱感が続いている・膿が出るなどの症状を伴う場合は感染が疑われますので、早めに受診することをおすすめします。

Q. 「黒ずみをなくしたい」と希望したのに残っています。これは失敗ですか?

A. 小陰唇縮小では黒ずみが集中している部分を切除することはできますが、切除しなかった部位の黒ずみは残ります。「完全にゼロになる」わけではないため、術前のカウンセリングでどの程度の改善が期待できるかを確認しておくことが重要です。術前の説明が不十分だったと感じる場合は、担当医師にあらためて確認してみましょう。

Q. 施術後、副皮のところに恥垢が溜まって困っています。手術が失敗しましたか?

A. 副皮がある場合、小陰唇縮小だけでは副皮由来のにおいや恥垢が残ることがあります。これは手術の失敗ではなく、副皮の状態によって小陰唇縮小のみでは対処しきれないケースがあるためです。副皮切除術をあわせて検討することで改善できる可能性があります。ご相談ください。

Q. 他院で受けた施術の仕上がりに不満があります。CLINIC Wで修正してもらえますか?

A. はい、他院修正のご相談もお受けしています。まずは無料カウンセリングにてご来院いただき、現在の状態を医師が診察した上で修正の可否・方針・費用についてご説明します。他院での施術記録(手術内容・使用した術式など)があればご持参いただくとスムーズです。

Q. ダウンタイム中に運動してしまいました。大丈夫ですか?

A. 激しい運動は血行を促進し、術後の腫れや出血を悪化させる原因になります。運動後に腫れが強くなった・出血が増えたと感じる場合は、担当クリニックに連絡することをおすすめします。軽度の悪化であれば経過観察で改善することも多いですが、症状が続く場合は受診してください。

Q. クイック処理(中縫い法)と従来法では、失敗のリスクに違いがありますか?

A. いずれの術式も医師の技術と経験が重要です。クイック処理(CLINIC Wが採用している中縫い法)は、溶ける糸を使用して縫合し、医療用接着剤で補強する術式で、表面に縫合糸が露出しないため傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムが短い特長があります。縫合糸の皮膚への食い込みによるトラブルが生じにくい点でも優れています。


CLINIC Wの婦人科形成について

群馬県高崎市のCLINIC Wでは、小陰唇縮小・副皮除去・クリトリス包茎(陰核包皮除去術)・大陰唇たるみ除去の婦人科形成施術を行っています。

当院が採用している「クイック処理(抜糸がいらない中縫い法)」は、専用の吸収糸で粘膜下を縫合し、医療用接着剤(ダーマボンド)で傷の早期修復を図る術式です。従来法と比べてダウンタイムが短く、傷跡がきれいに仕上がります。術後約1週間で日常生活(性行為を含む)の制限がなくなります。

担当するのは医学博士(東京大学)の院長・高橋渉のみ。カウンセリングから施術、術後のアフターケアまでを一貫して担当します。診察・施術はすべて完全個室で行い、プライバシーに最大限配慮しています。

「術後の経過が不安」「他院で受けた施術に後悔がある」「まずは話だけでも聞きたい」——どのようなご相談でも、無料カウンセリングでお気軽にお話ください。

CLINIC W 〒370-0045 群馬県高崎市東町160-33 AZNOMAビル5階(高崎駅徒歩5分) 受付時間:9:30〜18:30 TEL:027-386-2828 24時間WEB予約はこちら

ドクター紹介

院長 高橋 渉

院長 高橋 渉

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資格

医学博士(東京大学)国際医学論文の執筆多数

所属学会

日本美容外科学会 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員

年表

2008年 新潟大学医学部医学科 卒業
2010年 多摩総合医療センター ジュニアレジデント
その後、東京大学医学部附属病院 シニアレジデント、助教
2020年 大手美容外科 入職
その後、高崎院初代院長、品川院院長、技術指導医を歴任
2022年 東京美容医療クリニック、ウィクリニック勤務開始
2023年 吉祥寺アイビークリニック、盛岡美容外科 勤務開始
2024年 高崎でCLINIC Wを開業

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