2026.2.3

二重整形で失敗する原因とは?よくある後悔例と失敗を防ぐための対策

二重整形は、美容医療の中でも特に人気が高く、多くの方が最初に検討される施術の一つです。群馬県高崎市のCLINIC W(クリニックダブリュー)でも、連日多くのご相談をいただいております。

しかし、需要が高い一方で「二重整形をして後悔した」「イメージと違う仕上がりになってしまった」という失敗の声がSNSやインターネット上で散見されるのも事実です。これから二重整形を検討されている方にとって、こうした失敗談は大きな不安要素かと思います。

なぜ二重整形で失敗が起きてしまうのでしょうか。また、失敗を防ぐためにはどのような点に気をつければよいのでしょうか。

本コラムでは、二重整形の失敗の原因や具体的な事例、そして後悔しないためのクリニック選びについて、美容医療の専門的な視点から詳しく解説します。

二重整形の失敗とはどんな状態を指すのか

一口に「二重整形の失敗」と言っても、その内容は大きく分けて「医学的な合併症」と「美的(デザイン的)な不満」の2つに分類されます。

医学的なトラブル

感染症(化膿)、糸の露出、角膜へのダメージ、著しい機能障害(目が閉じにくいなど)といった、医学的な治療が必要となる状態です。これらは早急な処置が必要となります。

美的な不満(デザインの相違)

「二重の幅が広すぎる・狭すぎる」「左右差がある」「傷跡が目立つ」「ハム目(ぷっくりとした目)になった」など、機能的には問題がないものの、患者様が希望していた仕上がりと異なる状態です。

実は、患者様が「失敗した」と感じるケースの大半は、後者の「デザインの相違」によるものです。これは、事前のシミュレーション不足や、医師と患者様の間での「理想」の共有が不十分であることが主な原因です。

当院CLINIC Wでは、こうした認識のズレを防ぐため、徹底したカウンセリングとシミュレーションを何よりも重視しています。

二重整形でよくある失敗例

ここでは、具体的にどのような状態が「失敗」と感じられやすいのか、代表的な例を挙げます。

1. ハム目(ソーセージのような目)

二重のラインから下の皮膚がぷっくりと膨らみ、まるでソーセージのように見える状態です。

これは、本来の目の構造を無視して無理に広い二重幅を作った場合や、切開において皮膚の切除量が不適切だった場合、あるいは皮膚の引き込みが強すぎる場合に起こります。メイクでも隠しにくく、眠そうな印象を与えてしまうことがあります。

2. 明らかな左右差

人間の顔は元々完全に左右対称ではありませんが、施術後に誰が見てもわかるほどの左右差が生じることがあります。

片方だけ二重のラインが薄い、幅が極端に違う、目の開き具合が異なるといったケースです。

3. 不自然な食い込み・傷跡

特に切開法で起こりやすいトラブルですが、目を閉じた時に傷跡が深く凹んで見えたり、ラインがガタついていたりする状態です。また、埋没法であっても、糸をきつく縛りすぎると不自然な食い込みが生じることがあります。

4. すぐに糸が取れてしまった(埋没法)

術後数ヶ月で二重のラインが消えてしまった、あるいは薄くなってしまったというケースです。まぶたが厚い方が埋没法を行った場合や、適切な留め方をしていない場合に起こりやすくなります。

埋没法で失敗しやすいケース

埋没法は「切らない二重術」として手軽さが魅力ですが、その分特有のリスクや限界があります。

まぶたが厚いのに無理に埋没法を行った場合

まぶたの脂肪が多い方や皮膚が厚い方が、強度の低い埋没法を行うと、糸にかかる負担が大きく、早期に糸が緩んだり外れたりする原因になります。また、無理にラインを作ろうとすることで、不自然なハム目になるリスクも高まります。

糸の結び目が透けて見える・ポコッとする

皮膚の浅い位置に糸の結び目が来てしまったり、医療用糸の選択が不適切だったりすると、目を閉じた時にまぶたの表面に小さなしこり(結び目)が見えてしまうことがあります。これは技術的な未熟さによる場合が多いです。また、従来法である点留めの二重ではある程度避けられないものです。

感染や炎症

極めて稀ですが、埋没した糸に細菌が付着し、まぶたが赤く腫れ上がることがあります。この場合は一度抜糸を行い、感染が治まってから再手術を検討する必要があります。

切開法で失敗しやすいケース

切開法は半永久的な二重を作ることができる反面、一度施術すると元に戻すことが非常に困難(不可逆的)であるため、より慎重な判断が求められます。

修正が困難なほどの組織切除

まぶたの余分な皮膚や脂肪を取りすぎると、修正が極めて難しくなります。皮膚を取りすぎると目が閉じなくなったり(兎眼)、脂肪を取りすぎると目がくぼんで老けた印象になったりします。

傷跡の目立ち

切開法には必ず傷跡が残りますが、熟練した医師が丁寧に縫合すれば、時間の経過とともにシワと同化して目立たなくなります。しかし、縫合が雑であったり、ケロイド体質であったりする場合、白い線や凹凸が目立つ傷跡として残ってしまうことがあります。

予定外重瞼線(三重まぶた)

癒着の処理が不適切だと、予定していた二重ラインの上に別のラインが入ってしまい、三重まぶたのようになってしまうことがあります。

二重整形に失敗してしまう主な原因

なぜ、こうした失敗が起きてしまうのでしょうか。主な原因は大きく3つに分けられます。

原因1:医師の技術・経験不足

二重整形は美容外科の基本と言われますが、実は0.1ミリ単位の調整が必要な非常に繊細な手術です。解剖学的な知識が不足している医師や、経験の浅い医師が執刀すると、組織を必要以上に傷つけたり、適切な位置にラインを作れなかったりします。

原因2:カウンセリング・シミュレーション不足

これが最も多い原因です。「広めの並行二重にしたい」という患者様の要望に対し、その人の骨格やまぶたの厚みを考慮せず、そのまま手術を行ってしまうと、不自然な仕上がりになります。

医師が「できないこと」「似合わないこと」を正直に伝え、患者様が納得するまでシミュレーションを行わなかった場合に、術後の「イメージ違い」が発生します。

原因3:体質や解剖学的な無理

アジア人のまぶたは厚く、蒙古ひだ(目頭の皮膚)が張っているケースが多いです。それにも関わらず、欧米人のような幅広の平行二重を無理に作ろうとすると、構造的に無理が生じ、ハム目や食い込みの原因となります。ご自身の目元の構造に合っていないデザインを強行することが、失敗の大きな要因です。

二重整形の失敗は修正できるのか

万が一、仕上がりに満足できなかった場合、修正手術は可能なのでしょうか。

埋没法の修正

埋没法の場合、糸を抜去(抜糸)することで元の状態に戻せることが多く、再手術もしやすいのが特徴です。幅を狭くしたい、広くしたいといった修正も比較的容易です。ただし、何度も繰り返すとまぶたへの負担が増すため注意が必要です。

切開法の修正

切開法の修正は、初回の手術よりも難易度が格段に上がります。皮膚を切り取ってしまっている場合、皮膚に余裕がないため再手術ができないこともあります。癒着を剥がす高度な技術が必要となるため、修正手術の経験豊富な医師に相談する必要があります。

修正を行うタイミング

「失敗したかも」と思っても、術後すぐの修正は推奨されません。術後1〜3ヶ月程度は「ダウンタイム」であり、腫れやむくみによって二重幅が広く見えたり、左右差があるように見えたりするのが正常だからです。

組織が安定し、完成形となる術後3〜6ヶ月以降に判断するのが一般的です。焦って修正を行うと、かえって状況を悪化させるリスクがあります。

失敗を防ぐために施術前に確認すべきポイント

後悔しないためには、施術を受ける前の準備が重要です。

1. 徹底的なシミュレーション

カウンセリング時に、専用の器具(ブジー)を使って二重のラインをシミュレーションします。この時、鏡を見ながら「もう少し広く」「もう少し狭く」と納得いくまで調整してください。

CLINIC Wでは、患者様が納得されるまで時間をかけてシミュレーションを行い、スマホで撮影して客観的に見ていただくことも推奨しています。

2. ダウンタイムの理解

「術後は必ず腫れるもの」と理解しておくことで、精神的な不安を減らせます。特に幅広の二重を希望する場合は腫れが長引く傾向にあります。仕事や学校のスケジュール調整も含めて計画を立てましょう。

3. リスク・デメリットの説明を受ける

「絶対にきれいになる」「一生取れない」といったメリットばかりを強調するクリニックには注意が必要です。「取れる可能性がある」「左右差のリスクがある」など、マイナス面もしっかり説明してくれる医師を選びましょう。

後悔しないための医師やクリニックの選び方

群馬県内や高崎周辺にも多くの美容クリニックがありますが、どこを選べばよいのでしょうか。

「安さ」だけで選ばない

二重整形には相場があります。極端に安い広告を出しているクリニックは、カウンセリング時間が短かったり、アフターフォローが不十分だったり、最終的に高額なオプションを勧められたりするケースがあります。また、経験の浅いドクターの経験を積むためのモニター料金であることも少なく有りません。料金の透明性は信頼の証です。

症例写真を多角的に見る

Instagramやホームページの症例写真を見る際は、「自分と似た目のタイプ」の症例を探してください。また、メイクありの写真だけでなく、すっぴんの状態や、目を閉じた時の傷跡の写真も公開しているクリニックは信頼性が高いと言えます。静止画は加工して載せているクリニックもあるので、動画も含めて評価したいものです。

医師がカウンセリングを行っているか

カウンセラーがプランを決め、医師は手術直前に少し顔を合わせるだけ、というスタイルは危険です。手術を行う医師本人が、まぶたの状態を診察し、シミュレーションを行うクリニックを選んでください。

「できない」と言える医師か

患者様の希望であっても、医学的に無理がある場合や、美的に不自然になる場合は「それはおすすめしません」とはっきり伝えてくれる医師こそ、誠実な医師です。CLINIC Wでは、不必要な施術やリスクの高すぎるデザインはお断りさせていただくこともあります。それは患者様の未来を守るためです。

まとめ

二重整形の失敗は、事前の綿密なシミュレーションと、適切な術式の選択、そして医師の技術力によって大部分を防ぐことができます。

「自分に似合う二重がわからない」

「他院で断られたけれど諦めきれない」

「失敗するのが怖くて一歩踏み出せない」

このようにお悩みの方は、群馬県高崎市のCLINIC W(クリニックダブリュー)へ一度ご相談ください。

当院では、豊富な症例実績を持つ経験豊かな医師が、お一人おひとりのまぶたの状態(皮膚の厚み、脂肪の量、目の開き方)を丁寧に診察いたします。

流行のデザインを押し付けるのではなく、あなたの骨格に合った「自然で美しい、崩れにくい二重」をご提案させていただきます。

もし他院での修正をご希望の場合も、現在の状態を詳しく診察した上で、最善の解決策を一緒に考えさせていただきます(※状態によっては修正が難しい場合も正直にお伝えします)。

高崎駅から徒歩圏内、プライバシーに配慮した空間で、皆様のご来院を心よりお待ちしております。まずはカウンセリングで、あなたの「なりたい」をお聞かせください。

■クリニック情報

CLINIC W(クリニックダブリュー)

  • 診療内容:美容外科・美容皮膚科
  • 住所:〒370-0045 群馬県高崎市東町160-33 AZNOMAビル5階
  • アクセス:JR高崎駅より徒歩圏内
  • TEL:027-386-2828
  • 診療時間:9:30-18:30(予約優先制)
  • 休診日:不定休
  • 公式YouTubehttps://www.youtube.com/@clinic-w

ドクター紹介

院長 高橋 渉

院長 高橋 渉

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資格

医学博士(東京大学)国際医学論文の執筆多数

所属学会

日本美容外科学会 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員

年表

2008年 新潟大学医学部医学科 卒業
2010年 多摩総合医療センター ジュニアレジデント
その後、東京大学医学部附属病院 シニアレジデント、助教
2020年 大手美容外科 入職
その後、高崎院初代院長、品川院院長、技術指導医を歴任
2022年 東京美容医療クリニック、ウィクリニック勤務開始
2023年 吉祥寺アイビークリニック、盛岡美容外科 勤務開始
2024年 高崎でCLINIC Wを開業

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