2026.4.12

ダーマペンで後悔した人の失敗事例8選|やめたほうがいいケースとクリニック選びの注意点

ダーマペンは毛穴・ニキビ跡・小ジワなど幅広い肌悩みに対応できるとして、多くの美容クリニックで長年使われてきた施術です。しかし近年、同じマイクロニードル治療でも「RF(高周波)」を組み合わせたマイクロニードルRF──サーマニードルEVO・ポテンツァ・シルファームXなど──が急速に普及し、効果・ダウンタイム・対応できる悩みの幅すべてにおいて、従来のダーマペンを上回ることが国内外で広く認識されるようになっています。

この記事では、ダーマペンで実際に起きた失敗事例8つを整理しながら、「なぜ失敗が起きるか」という構造的な問題と、その解決策としてマイクロニードルRFが推奨される理由を、医学的なエビデンスとともに解説します。


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ダーマペンの治療が向いている症状

ダーマペンは、極細の針で肌に微細な穴を開け、自然治癒力(コラーゲン・エラスチン産生)を引き出す施術です。主に以下の症状への効果が期待されてきました。

  • 毛穴の開き・いちご鼻
  • ニキビ跡・クレーター
  • 小ジワ・たるみ
  • シミ・くすみ

ただし、ダーマペンはあくまで「針のみ」の刺激に依存するため、効果の深さ・持続性・ダウンタイムの短さすべてにおいて、RF(高周波)を組み合わせたマイクロニードルRFに劣ります。現在の美容医療では、ダーマペンは「マイクロニードルRFからすると前時代的な治療」と位置づけられつつあります。


ダーマペンで後悔・失敗した8つの事例

①ニキビが悪化した

膿を持つ炎症性ニキビがある状態でダーマペンを受けると、針がニキビを刺激してアクネ菌を周囲の皮膚に拡散させ、かえってニキビが増えてしまうケースがあります。見た目は落ち着いているように見えても、内部に菌や膿が残っていることも多いです。

一方、マイクロニードルRF(サーマニードルEVO・ポテンツァ等)は、針先からRF照射で皮脂腺を直接破壊することで、ニキビ・ニキビ跡が再発しにくい肌状態へと導くアプローチが可能です。ダーマペンが「治癒力を借りて改善する」のに対し、マイクロニードルRFは「原因自体にアプローチする」という根本的な発想の違いがあります。

②施術中に痛みが生じた

「麻酔なしで受けて激痛だった」「フェイスラインが特に痛かった」という体験が多く報告されています。ダーマペンの針の深さは0.25mmから2.5mmまで調節でき、深い部分に針が刺さるほど痛みが生じやすく、鼻の先端・小鼻・フェイスラインなどは麻酔をしていても痛みを感じる可能性があるのが現実です。

サーマニードルの最新版EVOやポテンツァは針を刺すときに吸引を行い痛みを抑える機能があり、高周波による止血が可能なため内出血の症状も治りやすい。ダーマペンと比較するとポテンツァのほうが痛みを感じにくいとされています。当院のサーマニードルEVOも、従来のニードルRF機器と比べて痛みは大幅に軽減されており、強力な表面麻酔を使用するためかなり快適に施術を受けられるのが特徴です。

③傷跡やクレーターが残った

「クレーターを治しに行ったのに、新たな傷跡が残った」というケースは、技術力不足や誤った設定が原因で起きます。ダーマペンは医師の手技に依存する部分が大きく、針の角度・圧力・深度が術者によって変動しやすいです。国際的な医学文献でも、瘢痕は術者要因のエラーの結果として起きやすく、顔の骨ばった部位で過度な圧力をかけながらデバイスを扱うと生じやすいと指摘されています。

④1回では効果が出なかった

ダーマペンは針の物理刺激だけであるため、1回あたりの刺激量が限られています。ダーマペンの効果が現れるのは施術後1週間ほど経過してからであり、外科的治療のように1回の施術で劇的な効果が得られる施術ではないのが実情です。クレーターなど深部のニキビ跡には5〜10回以上の通院が必要になるケースも少なくありません。

ポテンツァは1回でも肌の変化を実感しやすい施術とされています。国際的な臨床研究でも、マイクロニードルRFは3セッション後の眼周囲のシワ減少が25〜43%に達し、効果が6ヶ月間持続することが示されていると報告されています。1回あたりのコストは高くなりますが、必要施術回数が少なくなるためトータルでは合理的な選択になり得ます。

⑤内出血や赤みが出た

ダーマペンには止血機能がないため、針が皮膚を貫通した際の出血がそのままダウンタイムに直結します。ダーマペン4のダウンタイムは約1週間程度が目安とされており、仕事や予定が詰まっている方にとって大きなネックになります。

ポテンツァはRF照射による止血作用があるためダウンタイムが短め。内出血が気になる方は施術翌日からメイクでカバーが可能です。サーマニードルEVOもダーマペンに比べてダウンタイムが軽い方が多く、施術翌日からメイクが可能です。

施術ダウンタイムの目安翌日メイク
ダーマペン約2日〜1週間クリニックによる
マイクロニードルRF(サーマニードルEVO等)約2〜3日基本的に可能

⑥色素沈着・肝斑が悪化した

ダーマペン後の肌は紫外線に非常に敏感になります。特に肝斑は針による刺激で悪化しやすく、通常のシミと素人目には区別がつきにくいため、事前診断なしに施術するとリスクがあります。

目元や肝斑のケアにはサーマニードルが安全で効果的とされています。これはRFの熱エネルギーが表皮への影響を最小化する構造を採用しているためで、メラノサイトへの過剰刺激が抑えられます。国際的な文献でも、RFマイクロニードリングは色素沈着(低色素化)を引き起こしにくいため、色素沈着の既往がある人やより濃い肌色の人がマイクロニードリングを希望する場合に、より安全な選択肢となり得ると報告されています。

⑦肌荒れした

ダーマペンを短い間隔で繰り返すと、肌のバリア機能が回復する前に再度ダメージを与えることになり、乾燥・肌荒れを招きます。「早く治したい」という焦りが逆効果になるパターンです。

マイクロニードルRFは1回あたりの治療効果が高い分、施術間隔を十分に空けても結果が出やすく、焦って高頻度通院するリスクが構造的に小さいです。

⑧セルフダーマペンで肌質が悪化した

市販のセルフダーマペンは医療用とはまったく別物の模造品で、機能性が低い製品で技術が伴わなかった結果、失敗を招くとされています。衛生管理・深度制御・圧力調整を素人が行うことは事実上不可能で、傷跡・色素沈着・感染症のリスクがあります。マイクロニードルRFは高価な医療機器であり家庭用の模倣品が市場に出回りにくく、この種のトラブルが起きにくいという点でも安全性が高いです。


ダーマペンのダウンタイム

ダーマペンは針のみの施術であるため、止血機能がなく出血がそのままダウンタイムに直結します。針の深さによる目安は以下の通りです。

針の深さ主な対象ダウンタイムの目安
0.2mm〜ニキビ・くすみ約2日
0.8mm〜ニキビ跡・毛穴・たるみ約2〜3日
1.5mm〜クレーター約4〜7日

症状が深刻なほど深い針深度が必要になり、ダウンタイムは長くなります。一方、マイクロニードルRFはRF照射による止血効果が働くため、同等の深度を扱っても赤み・内出血が出にくく、回復が早い傾向にあります。


ダーマペン後のアフターケア

ダーマペンのダウンタイム中は念入りなケアが必要です。誤ったケアをすると色素沈着や症状悪化につながるため、以下の点に注意してください。

保湿を徹底する 施術後は肌の水分保持力が低下しています。低刺激・無香料のスキンケアでたっぷり保湿することが回復を早めます。

紫外線対策を欠かさない 施術直後は日焼け止めが使用できない時間帯があるため、日傘・帽子による物理的な遮断が必須です。色素沈着リスクがあるため、施術後数週間はUVケアを継続しましょう。

血行が過度によくなる行動を避ける 入浴・サウナ・激しい運動・飲酒は炎症を悪化させる可能性があります。施術当日・翌日は特に注意してください。


ダーマペンで後悔しないためのクリニック選び5つのポイント

ダーマペンを検討するなら、まず「本当にダーマペンが最適か」をクリニックが正直に判断してくれるかどうかが最大のポイントです。マイクロニードルRFのほうが適している場合に、それを正直に説明してくれるクリニックを選ぶことが、結果的に後悔しない選択につながります。

①肌診断をしっかり行うか VISIAなどの機器でシミの種類・毛穴の状態・肌質を客観的に評価し、施術可否と最適な治療を提案してくれるクリニックを選びましょう。肝斑を見落としたままダーマペンを施術するリスクを防ぐためにも、診断は欠かせません。

②マイクロニードルRFを含む複数の選択肢を提案してくれるか ダーマペンしか提案しないクリニックより、患者の悩みと肌状態に合わせてサーマニードルEVO・ポテンツァ等も含めた選択肢を説明してくれるクリニックのほうが信頼性が高いです。

③医師の経験・症例数が確認できるか ダーマペンもマイクロニードルRFも、医師の技術・経験が仕上がりに直結します。公式サイトやSNSで症例写真・施術実績を確認し、経験豊富な医師が担当するクリニックを選びましょう。

④総費用・回数が事前に明示されるか 「初回だけ安く、2回目以降が高い」「オプション加算で想定外の費用」というトラブルも起きています。トータルの費用と推奨回数を明確に提示してもらいましょう。

⑤アフターケア・保証制度が整っているか ダウンタイム中に症状が悪化した場合に無料で診察・処方を受けられるかを確認しましょう。術後フォローが手厚いクリニックほど安心して施術を受けられます。


ダーマペンが向いている人

費用を抑えながら肌質改善のスタートを切りたい方や、軽度の毛穴・くすみへのアプローチとして最初の一歩を踏み出したい方には、ダーマペンが選択肢になる場合もあります。ただし、クレーターや深いニキビ跡・肝斑・たるみが主な悩みの場合は、最初からマイクロニードルRFを選ぶほうが結果的に近道です。


ダーマペンが向いていない・やめたほうがいい人

以下に当てはまる方は、ダーマペンではなくマイクロニードルRFを含む他の施術を最初から検討することをお勧めします。

妊娠中の方 施術によるストレスが悪影響を及ぼす可能性があります。産後に受けましょう。

活動期のニキビ・傷がある方 症状が悪化するリスクがあります。また、マイクロニードルRFのRF照射で皮脂腺を直接アプローチするほうが根本的な改善につながります。

肝斑がある方 ダーマペンの針刺激で悪化しやすいです。目元や肝斑のケアにはサーマニードルが安全で効果的なため、最初からマイクロニードルRFを選ぶほうが安全です。

金属アレルギー(特にニッケル)がある方 金属アレルギーはマイクロニードリングの副作用リスクを高める因子として複数の研究で指摘されているとされています。必ず事前に医師へ相談してください。

ケロイド体質の方 傷が盛り上がりやすく、ニードル系施術全般に慎重な判断が必要です。

1回あたりの効果を重視する方・ダウンタイムを短くしたい方 これはダーマペンよりもマイクロニードルRFが明確に優れている領域です。最初からマイクロニードルRFを選ぶことをお勧めします。


なぜ高崎CLINIC Wはサーマニードル(マイクロニードルRF)を推奨するのか

2025年に発表されたシステマティックレビュー(Niaz et al.)では、PubMed・EBSCOデータベースから2024年7月までの文献を網羅的に検索し、16の研究・481名の患者データを分析した結果、フラクショナルRFマイクロニードリングはニキビ瘢痕の治療として単独療法でも有効な治療法であると結論づけられたとされています。

また、ランダム化スプリットフェイス試験では、マイクロニードルRFとアブレイティブCO₂フラクショナルレーザーを比較した結果、瘢痕改善の有効性は同等であった一方、マイクロニードルRF側は疼痛・赤みの面で有意に副作用が軽く、回復期間が短かったと報告されています。アブレイティブレーザーと同等の効果をより少ないダウンタイムで実現できるという、非常に重要な知見です。

高崎CLINIC Wでは、開院以来サーマニードルを導入し多くの患者様の肌悩みに向き合ってきた実績をもとに、このたび北関東初となる最新機器「サーマニードルEVO」を導入しました。従来のサーマニードルから大幅に進化し、モノポーラー照射に加えバイポーラー照射を搭載することで、お一人おひとりの肌質・肌悩みに合わせたオーダーメイド治療が可能となっています。

対応できる悩みは毛穴の開き・ニキビ跡・クレーター・肝斑・肌のくすみ・小ジワ・たるみと幅広く、「ダーマペンで効果が出なかった」「ダウンタイムが長くて困った」という方に特に適した選択肢です。

初診時にはVISIAによる肌診断を行い、一人ひとりの肌状態に最適な施術計画をご提案しています。ダーマペンを検討中の方も含め、まずはお気軽にご相談ください。

ドクター紹介

院長 高橋 渉

院長 高橋 渉

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資格

医学博士(東京大学)国際医学論文の執筆多数

所属学会

日本美容外科学会 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員

年表

2008年 新潟大学医学部医学科 卒業
2010年 多摩総合医療センター ジュニアレジデント
その後、東京大学医学部附属病院 シニアレジデント、助教
2020年 大手美容外科 入職
その後、高崎院初代院長、品川院院長、技術指導医を歴任
2022年 東京美容医療クリニック、ウィクリニック勤務開始
2023年 吉祥寺アイビークリニック、盛岡美容外科 勤務開始
2024年 高崎でCLINIC Wを開業

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