2025.11.30

クマと涙袋の違いは?見分け方と可愛らしい理想の目元を作る方法を紹介!

愛らしい目元を印象付ける「涙袋」と、疲れた印象を与える「クマ」。どちらも目の下にあるものですが、その違いをご存知ですか?本記事では、クマと涙袋の違いや見分け方、そして理想の目元を作る方法について詳しく解説します。群馬県高崎市でクマ治療や涙袋の整形をお考えの方は、ぜひご覧ください。

クマと涙袋の違いとは?

クマと涙袋は、どちらも目の下に位置していますが、その正体はまったく異なります。

涙袋とは

涙袋は、涙を押し出すための筋肉「眼輪筋」が発達したものです。この筋肉がぷっくりと膨らんで目立つことで、愛らしい印象を与えます。涙袋は「フェロモンタンク」と呼ばれることもあり、女性らしくセクシーな目元を演出します。

涙袋の特徴:

  • 目の直下にあるぷっくりとした膨らみ
  • 笑うとより強調される
  • 目の縦幅が広く見え、目全体が大きく見える
  • 若々しくチャーミングな印象を与える
  • 筋肉(眼輪筋)が発達したもの

目の下のクマとは

クマは、目の下にできるくすみや影のことです。クマがあると疲れた印象や老けた印象を与えてしまいます。

クマの特徴:

  • 目の下のくすみや影
  • 疲れた印象、老けた印象を与える
  • 色や状態によって3つの種類に分かれる
  • 涙袋を目立たなくさせる原因になる

クマの種類

クマは原因によって3つのタイプに分類されます。

1. 青クマ

目の下の皮膚が薄く、皮下の毛細血管が透けて見える状態です。睡眠不足や血行不良、冷え、疲労などが原因で目立ちます。

2. 茶クマ

メイクやコンタクトレンズ、アレルギー症状など、目をこする刺激で起こる色素沈着です。紫外線ダメージやメイクの落とし残しも原因となります。

3. 黒クマ(ふくらみグマ)

重力で眼球が下がり、目の周りにある脂肪が盛り上がり、さらに目元に脂肪が下がることでできる影です。加齢による筋肉の衰え、眼窩脂肪の突出、重力による脂肪の垂れ下がり、皮膚のたるみなどが原因です。

目袋とは

黒クマの原因となる目の周りにある脂肪の突出は「目袋」と呼ばれます。加齢により目元の筋肉(眼輪筋)が衰えると、眼球を支えられず下に落ちてくるため脂肪が前に出てきます。そのため、加齢とともに目袋はどんどん大きくなり目立ってくるのです。

さらに目元の脂肪も重力により垂れ下がってくるため、脂肪の下にくぼみができます。それが目袋をより強調させてしまいます。

自分の目はどっち?

クマと涙袋を見分ける方法をご紹介します。

簡単な見分け方

位置で判断:

涙袋は目の直下、下まぶたのすぐ下にあるぷっくりとした膨らみ。クマは涙袋のさらに下、または涙袋全体に広がる影やくすみです。

笑顔で判断:

鏡の前で笑顔を作ってみましょう。涙袋は笑うとより強調されて膨らみが目立ちますが、クマは笑っても変わらない、または影が強調されます。

色で判断:

涙袋は肌色または少し明るい色。クマは青っぽい、茶色っぽい、または影のように暗い色です。

指で押して判断:

涙袋は弾力がありぷっくりとした感触。青クマは押すと一時的に薄くなり、茶クマは押しても変わらず、黒クマは上を向くと薄くなります(影なので)。

クマ取りで涙袋は出る?

多くの方が気になる疑問、「クマ取りをすると涙袋が出るのか?」について解説します。

クマ取りと涙袋の関係

結論から言うと、クマ取りをすることで生まれ持った涙袋が明らかになります。特に黒クマの原因となる眼窩脂肪(ふくらみ)を除去する「経結膜脱脂」などの手術を行うと、今まで埋もれていた本来の涙袋がはっきりと現れることが多いのです。

理由:

  1. 脂肪の突出がなくなる:目の下の脂肪の突出(目袋)がなくなることで、涙袋が埋もれずに目立つようになります
  2. 影がなくなる:脂肪の突出による影(黒クマ)がなくなることで、涙袋本来の膨らみが見えやすくなります
  3. 目元全体がすっきり:目の下がすっきりすることで、涙袋と目袋の境界が明確になります

重要:ふくらみグマがある状態でヒアルロン酸涙袋はNG

よくある失敗パターン:

ふくらみグマ(眼窩脂肪の突出)がある状態で、涙袋を作ろうとヒアルロン酸を注入しても、きれいな涙袋は出てきません。むしろ、目の下全体がさらに膨らんで不自然な印象になってしまいます。

ふくらみグマがある場合、涙袋の位置にヒアルロン酸を注入しても、脂肪の突出に埋もれてしまい、理想的なぷっくりとした涙袋にはなりません。それどころか、目の下全体が腫れぼったく見えたり、不自然な凹凸ができたりするリスクがあります。

正しい施術の順序

ステップ1:まず目の下のクマを改善する

ふくらみグマ(黒クマ)がある方は、まず経結膜脱脂や裏ハムラ法などでクマを改善することが最優先です。クマを治療することで、生まれ持った本来の涙袋が現れます。

ステップ2:生まれ持った涙袋を確認する

クマ治療後、数ヶ月かけて腫れが完全に引いたら、自分の本来の涙袋を確認しましょう。多くの方は、この時点で満足のいく涙袋が現れています。

ステップ3:必要に応じてヒアルロン酸を検討

生まれ持った涙袋を確認した上で、「もう少しボリュームが欲しい」と感じる場合は、ヒアルロン酸注入を検討するのも良い選択肢です。クマがない状態でのヒアルロン酸注入は、自然で美しい涙袋を形成できます。

クマ取りのメリット

  • 疲れた印象が改善される
  • 若々しい印象になる
  • 生まれ持った涙袋が明らかになる
  • メイクの仕上がりが良くなる
  • 明るい印象になる
  • 不要なヒアルロン酸注入を避けられる

理想の涙袋を作る手順

美しい涙袋を作るためには、正しい順序で施術を行うことが非常に重要です。

ステップ1:クマの種類を見極める

まずは自分のクマがどのタイプなのかを見極めることが重要です。医療機関での診察を受けることをおすすめします。特にふくらみグマ(黒クマ)がある場合は、先にクマを治療することが必須です。

ステップ2:クマを改善する(最優先)

なぜクマ治療が先なのか?

ふくらみグマがある状態で涙袋にヒアルロン酸を注入しても、きれいな涙袋は出てきません。まずクマを手術などで改善することで、生まれ持った本来の涙袋が明らかになります。これが理想の涙袋を作る第一歩です。

青クマの改善方法:

  • セルフケア:十分な睡眠、目元のマッサージ、保温
  • 医療機関での治療:レーザー治療、ヒアルロン酸注入

茶クマの改善方法:

  • セルフケア:美白効果のある目元用クリーム、紫外線対策、摩擦を避ける
  • 医療機関での治療:レーザートーニング、ピーリング

黒クマ(ふくらみグマ)の改善方法:

  • セルフケア:目元の運動、筋肉を鍛える(軽度の場合のみ)
  • 医療機関での治療:経結膜脱脂(最も効果的)、脂肪注入、ヒアルロン酸注入

ステップ3:生まれ持った涙袋を確認する(数ヶ月待つ)

クマ治療後、特に経結膜脱脂や裏ハムラ法などを受けた場合は、完成まで長い場合3ヶ月ほどかかります。この期間をしっかり待って、自分の本来の涙袋を確認しましょう。

重要なポイント:

多くの方は、クマを取ることで今まで埋もれていた美しい涙袋が現れます。焦ってヒアルロン酸を注入する前に、まず自分の生まれ持った涙袋を確認することが大切です。

ステップ4:必要に応じて涙袋を形成・強調する

クマを改善し、生まれ持った涙袋を確認した上で、「もう少しボリュームが欲しい」と感じる場合は、以下の方法を検討できます。

1. ヒアルロン酸注入

  • 目の下にヒアルロン酸を注入してぷっくりとした涙袋を作る
  • クマがない状態で行うため、自然で美しい仕上がり
  • 施術時間が短く、ダウンタイムが少ない
  • 効果は6〜12ヶ月ほど持続

2. 脂肪注入

  • 自分の脂肪を涙袋の位置に注入
  • 長期的な効果が期待できる
  • アレルギー反応のリスクが低い
  • 細かな調整や修正が困難

3. 眼輪筋トレーニング

  • 目元の筋肉を鍛えて涙袋を発達させる
  • 自宅でできる
  • 時間がかかるが、自然な方法

ステップ5:定期的なメンテナンス

美しい目元を保つためには、定期的なメンテナンスが重要です。

  • ヒアルロン酸の定期的な注入(必要な場合)
  • 適切なスキンケア
  • 紫外線対策
  • 十分な睡眠と栄養

失敗しないための重要なポイント

ふくらみグマがある方への注意:

  1. まずクマ治療(経結膜脱脂など)を優先する
  2. 生まれ持った涙袋が現れるのを待つ(3〜6ヶ月)
  3. それでも物足りない場合のみヒアルロン酸を検討する

この順序を守ることで、自然で美しい涙袋を実現できます。

施術時の注意点

クマ取りや涙袋形成の施術を受ける際の注意点をご紹介します。

施術前の注意点

  • カウンセリングを十分に受ける:自分の希望を明確に伝え、医師の説明をしっかり聞く
  • 正しい施術順序を理解する:ふくらみグマがある場合は、まずクマ治療が優先
  • リスクやデメリットを理解する:施術のリスクやダウンタイムについて確認
  • 症例写真を確認する:クリニックの症例写真で仕上がりイメージを確認

施術後の注意点

  • 施術部位を強く擦らない
  • 激しい運動は避ける
  • 飲酒は控える
  • サウナや温泉は避ける
  • 紫外線対策を徹底する
  • 指示された軟膏を使用する

失敗を避けるために

  • 実績のあるクリニックを選ぶ
  • 経験豊富な医師に施術してもらう
  • ふくらみグマがある場合は、ヒアルロン酸涙袋を先に行わない
  • クマ治療後、数ヶ月待って生まれ持った涙袋を確認する
  • 自然な仕上がりを目指す(やりすぎに注意)

群馬県高崎市のクマ取りなら実績と経験ある美容外科医:高橋 渉のご紹介

CLINIC Wでは、経験豊富な美容外科医・高橋渉医師によるクマ取り治療を提供しています。

  • 大手美容外科で技術指導医を務めた豊富な経験
  • 大手美容外科・高崎院初代院長として地域医療に貢献
  • 一人ひとりに合わせた丁寧な診療
  • 自然で美しい仕上がりを追求

CLINIC Wのクマ取り治療

当院では、患者様一人ひとりのクマのタイプや原因に合わせて、最適な治療法をご提案しています。

主な治療メニュー:

1. 経結膜脱脂

  • 目の下の脂肪を除去して目の下のふくらみを改善
  • 下まぶたの裏側から手術を行うため、皮膚の表面に傷は残らない
  • 黒クマに効果的
  • 涙袋が目立ちやすくなる

2. 脂肪注入

  • 経結膜脱脂で除去した脂肪をへこみのある部分へ移動させる
  • くぼみを改善
  • 自然な仕上がり

3. ヒアルロン酸注入

  • 目の下にヒアルロン酸を注入してへこみを補う
  • 施術時間が短い
  • ダウンタイムが短い
  • 効果は6〜12ヶ月ほど持続

4. その他の治療

  • レーザー治療
  • ピーリング
  • 美容点滴

当院の特徴

  • 丁寧なカウンセリング:一人ひとりの悩みや希望をしっかりヒアリング
  • 豊富な経験:技術指導医としての経験を活かした高い技術力
  • 自然な仕上がり:やりすぎない、自然で美しい仕上がりを追求
  • 充実したアフターフォロー:施術後のケアも万全
  • 通いやすい立地:高崎駅徒歩5分、専用駐車場あり

まとめ

クマと涙袋は、どちらも目の下にありますが、その正体はまったく異なります。クマは目の下のくすみや影で疲れた印象を与え、涙袋は眼輪筋の発達によるぷっくりとした膨らみで愛らしい印象を与えます。

最も重要なポイント:

ふくらみグマがある方は、まずクマを手術などで改善することが最優先です。クマを取ることで、生まれ持った本来の涙袋が明らかになります。ふくらみグマがある状態でヒアルロン酸涙袋を作っても、きれいな涙袋は出てきません。

正しい手順:

  1. クマ治療(特に経結膜脱脂や裏ハムラ法)でふくらみを改善
  2. 数ヶ月待って、生まれ持った涙袋を確認
  3. それでも物足りなければヒアルロン酸を検討

この順序を守ることで、自然で美しい涙袋を実現できます。群馬県高崎市でクマ取りをお考えの方は、実績と経験豊富な美容外科医・高橋渉医師が院長を務めるCLINIC Wにぜひご相談ください。一人ひとりに最適な治療プランをご提案し、理想の目元を実現いたします。

ドクター紹介

院長 高橋 渉

院長 高橋 渉

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資格

医学博士(東京大学)国際医学論文の執筆多数

所属学会

日本美容外科学会 正会員
日本美容皮膚科学会 正会員

年表

2008年 新潟大学医学部医学科 卒業
2010年 多摩総合医療センター ジュニアレジデント
その後、東京大学医学部附属病院 シニアレジデント、助教
2020年 大手美容外科 入職
その後、高崎院初代院長、品川院院長、技術指導医を歴任
2022年 東京美容医療クリニック、ウィクリニック勤務開始
2023年 吉祥寺アイビークリニック、盛岡美容外科 勤務開始
2024年 高崎でCLINIC Wを開業

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