
「分け目が以前より広くなった」
「頭頂部の地肌が透けて見える」
「髪全体のボリュームが減ってきた」
「抜け毛が増えた」
「1本1本の髪が細くなった」
女性の薄毛には、男性とは異なるさまざまな原因があります。
一般にFAGAと呼ばれる女性の薄毛は、現在では「女性型脱毛症(FPHL:Female Pattern Hair Loss)」とも呼ばれています。
群馬県高崎市のCLINIC Wでは、女性の薄毛の状態や全身の健康状態を確認し、ミノキシジル、スピロノラクトン、パントガールなどを用いて治療を行います。
目次
FAGA・女性型脱毛症とは?
男性のAGAでは、生え際や頭頂部が部分的に薄くなることが多いのに対し、女性型脱毛症では、
- 分け目が広くなる
- 頭頂部を中心に地肌が透ける
- 髪全体の密度が低下する
- 髪が細くなる
といった変化が多くみられます。
女性にもテストステロンやDHT(ジヒドロテストステロン)などの男性ホルモンは存在し、薄毛に関係する場合があります。ただし、女性の薄毛は男性AGAほど単純ではありません。
女性の薄毛は「原因を確認すること」が大切です
女性の抜け毛・薄毛には、
- 女性型脱毛症(FAGA・FPHL)
- 加齢や閉経に伴う変化
- 出産後の脱毛
- 鉄欠乏・貧血
- 甲状腺疾患
- 急激なダイエット
- 栄養不足
- 強いストレスや体調変化
- 薬剤による脱毛
- 円形脱毛症
- 頭皮の炎症を伴う脱毛症
など、さまざまな原因があります。
そのため、「女性の薄毛=すべてFAGA」と考えて発毛薬を飲むのではなく、まず薄毛の経過やパターン、全身状態を確認することが重要です。
このような方におすすめ
- 分け目が以前より目立つ
- 頭頂部の地肌が透けてきた
- ポニーテールが細くなった
- 髪全体のボリュームがなくなった
- 髪が細く、ハリやコシがなくなった
- 抜け毛が長期間続いている
- 更年期以降、薄毛が気になってきた
- 市販の育毛剤やサプリで改善しない
- 医師の診察を受けながら治療したい
CLINIC WのFAGA・女性の薄毛治療
当院では、必要に応じて以下の内服治療を単独または組み合わせて使用します。
ミノキシジル内服
毛包に働きかけ、髪の成長を促す治療です。女性型脱毛症では「髪を生やす」方向に作用する治療として使用することがあります。
主に、
- 毛髪を太くする
- 発毛を促す
- 毛髪密度の改善を目指す
目的で使用します。
女性では体格や血圧、副作用などを考慮し、医師が適切な用量を判断します。
スピロノラクトン 25mg
スピロノラクトンには、男性ホルモンが受容体に作用するのを抑える抗アンドロゲン作用があります。
女性型脱毛症の中でも、男性ホルモンの影響が関係していると考えられる場合に使用することがあります。
主な目的は、抜け毛や薄毛の進行を抑えることです。
パントガール
パントガールは、ケラチン、L-シスチン、ビタミンB群など、毛髪の形成に関係する成分を含む内服製品です。
ミノキシジルやスピロノラクトンのように毛包やホルモンへ直接作用する治療とは異なり、髪の成長に必要な栄養を補う補助的な治療として使用します。
単独で強い発毛効果を期待する薬というより、
- 髪が細くなった
- 髪のハリ・コシが低下した
- びまん性に薄くなった
といった場合に、ほかの治療と組み合わせて使用することがあります。
当院の考え方
女性の薄毛治療では、最初からすべての薬を飲む必要はありません。
薄毛の程度、年齢、血圧、妊娠の可能性、既往歴、現在服用している薬などを確認し、
発毛を促したい
→ ミノキシジル
男性ホルモンの影響を抑えたい
→ スピロノラクトン
毛髪の栄養面を補助したい
→ パントガール
というように、必要な治療を選択します。
料金
すべて税込価格です。
| 治療薬 | 1か月分 |
|---|---|
| ミノキシジル内服 | 6,600円 |
| スピロノラクトン 25mg | 3,300円 |
| パントガール | 11,000円 |
| 採血検査 | 5,500円 |
安全に治療を継続するため、当院では原則として最低6か月に1回、採血検査を行います。
治療内容や健康状態によっては、より短い間隔で検査をお願いする場合があります。
効果が出るまで
毛髪には毛周期があるため、治療を開始してすぐに髪が増えるわけではありません。
個人差がありますが、3〜6か月程度から抜け毛や毛質の変化を感じ始める方が多く、6か月程度を一つの目安として治療効果を評価します。
治療を中止すると再び薄毛が進行する場合があります。
治療の流れ
1. ご予約
お電話、WEB、公式LINEからご予約ください。
2. 医師の診察
抜け毛が始まった時期、薄毛のパターン、出産・閉経などの経過、既往歴、内服薬などを確認します。
3. 必要に応じて検査
女性の薄毛には貧血、鉄欠乏、甲状腺疾患などが隠れている場合があります。
また、治療薬を安全に使用するため、肝機能、腎機能、電解質などを確認します。
4. 治療開始
症状に合わせて、ミノキシジル、スピロノラクトン、パントガールなどから治療を選択します。
5. 定期的に経過を確認
効果と副作用を確認しながら治療を継続します。
安全管理のため、最低6か月に1回の採血検査を行います。
主な副作用
ミノキシジル内服
- 顔や身体の多毛
- むくみ
- 動悸
- 頻脈
- 頭痛
- めまい
- 血圧低下など
女性では特に顔の多毛が気になる場合があります。これに対しては医療脱毛も有効です。
スピロノラクトン
- 頻尿
- 血圧低下
- めまい
- 月経不順
- 乳房の張り
- 高カリウム血症など
腎機能が低下している方や、ほかの薬を服用している方では使用できないことがあります。
パントガール
まれに胃腸症状、腹部不快感、アレルギー症状などがみられることがあります。
妊娠中・妊娠を希望している方について
妊娠中、授乳中、妊娠を希望している方では使用できない薬があります。
特にミノキシジルやスピロノラクトンは、妊娠・授乳中には使用しません。
妊娠の可能性がある場合や妊娠を希望する場合には、必ず診察時に医師へお伝えください。
なぜ女性にはフィナステリド・デュタステリドを処方しないのですか?
女性にも男性と同じくDHTが作られる経路はあります。
しかし、女性型脱毛症は男性AGAほどDHTとの関係が明確ではなく、フィナステリド・デュタステリドの有効性も男性ほど確立されていません。
また、妊娠中に曝露すると男子胎児の生殖器の発育に影響する可能性があります。
そのため、当院では女性の薄毛にフィナステリド・デュタステリドは基本的に使用していません。
よくある質問
女性の薄毛はすべてFAGAですか?
いいえ。女性の薄毛には、鉄欠乏、甲状腺疾患、出産後の脱毛、急激なダイエット、円形脱毛症など多くの原因があります。経過や症状によって必要な検査・治療が異なります。
分け目が広くなってきたのですが、FAGAでしょうか?
女性型脱毛症ではよくみられる症状ですが、それだけで診断することはできません。頭皮や毛髪の状態、脱毛の経過などを確認して診断します。
ミノキシジルを飲めば必ず髪が増えますか?
効果には個人差があります。また、薄毛の原因が女性型脱毛症以外の場合には、原因に対する治療が必要です。
ミノキシジルとスピロノラクトンは一緒に飲めますか?
症状や健康状態によって併用することがあります。ただし、どちらも血圧に影響する可能性があるため、医師が適応を判断します。
パントガールだけでも治療できますか?
パントガールのみを使用することもできますが、毛包やホルモンに直接作用する治療とは異なります。発毛をしっかり希望する場合には、薄毛の原因に応じてほかの治療を検討します。
何か月くらい治療すればいいですか?
まずは6か月程度を目安に治療効果を評価します。毛髪はゆっくり変化するため、短期間で治療効果を判断しないことが重要です。
採血はなぜ必要ですか?
女性の薄毛の原因を調べることに加え、スピロノラクトン使用時の腎機能・カリウム値など、治療薬を安全に使用するためにも血液検査が重要です。当院では最低6か月に1回の採血をお願いしています。
未承認医薬品等について
ミノキシジル内服薬は、国内では女性型脱毛症の治療薬として承認されていません。
スピロノラクトンは高血圧症・浮腫などに対する国内承認薬ですが、女性型脱毛症に対する使用は承認されていない適応外使用です。
パントガールは国内未承認の内服製品です。
これらの治療については、医師が診察を行い、期待できる効果と副作用等のリスクを説明したうえで処方します。
未承認医薬品・適応外使用の場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならないことがあります。
群馬・高崎でFAGA、女性の薄毛にお悩みの方へ
女性の薄毛は、「年齢だから仕方がない」「女性だから治療できない」と考える必要はありません。
一方で、男性AGAとは異なり、女性の薄毛にはさまざまな原因があります。
CLINIC Wでは、薄毛の状態だけを見るのではなく、全身状態や必要な検査も考慮しながら、必要な治療をシンプルにご提案します。
分け目や頭頂部の薄毛、抜け毛、髪のボリューム低下などが気になったらご相談ください。