
メスを使わずにリフトアップができる美容治療として、すっかり認知をとった小顔治療のハイフ(HIFU)。「切らないフェイスリフト」とも呼ばれ、ダウンタイムが少ないことから人気が高まっています。しかし、エステでの施術事故が多発し、2024年6月に厚生労働省から医師以外の施術を禁止する通達が出されるなど、安全性についても議論されています。
本記事では、群馬県高崎市のCLINIC Wが、ハイフの仕組みや効果、安全性について初心者にもわかりやすく解説します。群馬県高崎でハイフを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ハイフとは?仕組みと原理をわかりやすく解説

ハイフの基本原理
ハイフ(HIFU:High Intensity Focused Ultrasound)とは、高密度焦点式超音波の略称です。虫眼鏡で太陽光を一点に集めると紙が燃えるのと同じ原理で、超音波を皮膚の深部の一点に集束させ、その部分だけを60~70度の高温で加熱する技術です。
どこに作用するのか
ハイフは皮膚の表面から約4.5mm下にあるSMAS層(表在性筋膜)を中心に狙った深さをピンポイントで加熱します。SMAS層は顔の土台となる筋膜で、ここがたるむことで顔全体のたるみやほうれい線の原因となります。
熱による収縮効果
加熱されたSMAS層は熱によって収縮し、即座にリフトアップ効果を発揮します。さらに、創傷治癒反応により新しいコラーゲンが生成され、数ヶ月にわたって効果が持続・向上していきます。
ハイフで期待できる主な効果とは

即効性のあるリフトアップ効果
ハイフの最大の特徴は、施術直後から効果を実感できることです。SMAS層の収縮により、以下の変化が期待できます:
- フェイスラインの引き締め
- 頬のたるみ改善
- 二重あごの改善
- ほうれい線の軽減
美肌効果
加熱による創傷治癒反応で、以下の美肌効果も期待できます:
- コラーゲン・エラスチンの増生
- 肌のハリ・弾力向上
- 毛穴の引き締め
- 肌質の改善
小顔効果
組織の収縮により、顔全体がキュッと引き締まり、小顔効果を実感される方も多くいらっしゃいます。
医療ハイフとエステハイフの違い
エステハイフの問題点と禁止の経緯
エステサロンでのハイフ施術は、医療ハイフに比べて弱い出力に制限されており、肌の浅い層に働きかけるため、SMAS筋膜へのアプローチは難しく効果は緩やかです。一部のエステで出力を強めたり無理な照射をしたことで、神経麻痺などの重篤な事故が多発しました。これを受けて、2024年6月7日に厚生労働省から医師以外の施術は医師法違反とする通達が出され、事実上禁止されました。
エステハイフの問題点:
- 出力が弱すぎる場合:効果が期待できない
- 不適切な照射:やけどや神経損傷のリスク
- 解剖学的知識の不足:安全な施術ができない
- 医療対応ができない:トラブル発生時の対処が困難
医療ハイフの安全性
医療機関でのハイフには以下の安全性があります:
- 医師による診察・施術:解剖学的知識に基づく安全な施術
- 高出力機器の使用:十分な効果を期待できる
- トラブル時の対応:医師が即座に適切な処置を行える
- アフターフォロー:術後の経過観察やケアが充実
大手美容外科での注意点
大手美容外科では、他の高額治療を勧めるために意図的にハイフの効果を減弱させるケースもあります。また、ショット数や照射範囲を制限した格安プランでの釣り広告も多く、実際に十分な効果を得ようとすると追加料金で高額になることもあるため注意が必要です。
よくある料金トラブル:
- 初回○○円の格安料金でもショット数が極端に少ない
- 効果を実感するには追加ショットが必要と後から説明される
- 結果的に他院の適正価格より高額になってしまう
ハイフの施術頻度と効果が出るまでの期間

効果の現れ方
- 直後:SMAS層の収縮により即座にリフトアップ効果を実感
- 1~3ヶ月:コラーゲン生成により効果がさらに向上
- 6ヶ月:効果のピークを迎える
推奨頻度
当院では6ヶ月に1回の施術を推奨しています。この頻度で継続することで、たるみにくい状態を維持できます。
持続期間
- 即効性効果:施術直後から3~6ヶ月
- コラーゲン生成効果:6ヶ月~1年程度
ハイフのダウンタイムと施術後の注意点
ダウンタイム
ハイフは「切らない治療」のため、基本的にダウンタイムはありません:
- 赤み:施術直後に軽度の赤みが出ることがありますが、数時間で改善
- 腫れ:ほとんど生じません
- 痛み:施術後の痛みはごく軽度(従来のハイフでは強かった痛みを軽減)
施術当日から可能なこと
- メイク
- 洗顔・入浴
- 通常の日常生活
注意点
- 紫外線対策:肌が敏感になっているため、日焼け止めの使用を推奨
- 保湿ケア:十分な保湿を心がける
- 激しい運動:当日は控えることを推奨
ハイフの副作用・リスクと安全性
起こりうる副作用
医療機関での適切な施術であっても、以下の副作用が起こる可能性があります:
- 軽度の赤み:数時間~1日程度
- 一時的な感覚鈍化:数日~数週間で改善
- 軽度の腫れ:まれに生じる場合がある
重篤な副作用のリスク
適切な施術では重篤な副作用はほとんど起こりませんが、以下のようなリスクもあります:
- 神経損傷:不適切な照射による顔面神経麻痺
- やけど:出力設定や照射方法の誤り
- 効果の不均一:仕上がりの左右差など
当院の安全対策
CLINIC Wでは以下の安全対策を行っています:
- 医師による診察:施術前の十分なカウンセリングと診察
- 熟練スタッフによる施術:経験豊富な看護師が施術を担当
- 最新機器の使用:安全性の高いスーパーHIFU RTを採用
- アフターフォロー:術後の経過観察とケア
効果を高めるために意識すべきこと

施術前の準備
- 体調管理:十分な睡眠と栄養摂取
- スキンケア:肌の状態を整えておく
- 日焼け対策:施術前1ヶ月は日焼けを避ける
施術後のケア
- 保湿:いつも以上に丁寧な保湿ケア
- 紫外線対策:日焼け止めの使用を徹底
- 血行促進:軽いマッサージや適度な運動
生活習慣の改善
- バランスの良い食事:コラーゲン生成を促進する栄養素の摂取
- 十分な睡眠:肌の再生を促進
- 禁煙:血行を改善し効果を高める
ハイフが向いている人・向いていない人
ハイフが向いている人
- 軽度~中程度のたるみがある方
- ダウンタイムを取れない方
- 手術に抵抗がある方
- 定期的なメンテナンスを希望する方
- 自然な仕上がりを求める方
ハイフが向いていない人
- 重度のたるみを改善したい方
- 即座に劇的な変化を求める方
- 妊娠中・授乳中の方
- ペースメーカー使用中の方
- 施術部位に感染症がある方
より効果的な治療法
重度のたるみの場合は以下の治療法がおすすめです:
- 糸リフト:より強力なリフトアップ効果
- 切開フェイスリフト:最も効果的なたるみ治療
ハイフの料金相場とクリニック選びのポイント
料金相場
医療ハイフの料金相場:
- 顔全体:10万円~30万円
- 部分的:5万円~15万円
料金の注意点
- ショット数制限:安価な料金でも制限があるクリニックが多い
- 追加料金:麻酔代やアフターケア代が別途かかる場合
- 複数回セット:割引があるが総額が高額になる場合
クリニック選びのポイント
1. 医師および看護師の経験と実績
- 美容医療の専門性
- ハイフの症例数
- 技術指導医の経験
2. 使用機器の確認
- 最新機種の導入
- 安全性の確認された機器
- メンテナンス状況
3. カウンセリングの質
- 十分な時間をかけた説明
- リスクの説明
- 他の治療法との比較説明
4. アフターフォロー体制
- 術後の経過観察
- トラブル時の対応
- 再診の体制
5. 立地とアクセス
- 通いやすい立地
- 駐車場の有無
- 公共交通機関からのアクセス
CLINIC Wの特徴
群馬県高崎市のCLINIC Wでは以下の特徴があります:
- オーダーメイド照射:お顔の形やたるみの状態に合わせた個別対応
- ショット数無制限:必要十分な照射を安全に実施
- 熟練スタッフ:経験豊富な看護師による施術
- 最新機器:スーパーHIFU RTによる痛みの少ない治療
- スピーディ施術:従来の半分の時間で施術完了

まとめ
ハイフは、適切な医療機関で受ければ安全で効果的なたるみ治療です。エステでの施術は法的に禁止されており、重篤な事故のリスクもあるため、必ず医療機関での施術を選択しましょう。
群馬県高崎市でハイフをお考えの方は、最新のスーパーHIFU RT機器を導入し、経験豊富なスタッフがオーダーメイド照射を行うCLINIC Wにぜひご相談ください。JR高崎駅から徒歩5分とアクセスも良好で、お忙しい方でも通いやすい環境を整えております。
半年に1回のメンテナンスで、たるみにくい状態を維持し、自然で美しいフェイスラインを手に入れませんか。まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。