
バッカルファットとは
バッカルファットとは、ほほの内側の深い層にある脂肪のかたまりのことです。皮下脂肪よりもさらに深い位置にあり、ダイエットでは決して減らすことができない特殊な脂肪です。
若い頃はほほの中の高い位置にありますが、加齢とともに重力で垂れ下がることで、ほうれい線やマリオネットラインを悪化させ、ブルドッグのような顔立ちの原因となります。
バッカルファットが引き起こす3つの問題
1. 丸顔・ぽっちゃり顔に見える
頬に厚みが出て、体は痩せているのに顔だけふっくらと見えてしまいます。
2. 加齢とともに下垂し、たるみの原因に
20代では問題なくても、30代・40代と年齢を重ねるごとに下がってきて、老け顔の原因になります。
3. 頬の内側を噛みやすい
バッカルファットが多いと、食事中に頬の内側を噛んでしまい、同じ場所が口内炎になることがあります。
このバッカルファットを適切に取ってあげると、お顔がシャープになり、すっきりとした若々しい輪郭を維持できます。
当院の「頬こけさせない」こだわり
巷で騒がれているような「ほほがこけてしまう」といった合併症は、適応の見極めと適切なバッカルファット位置の除去により避けることができます。
当院では:
- お顔全体のバランスを3D的に診断
- 年齢・骨格・脂肪の厚みに応じた除去量を慎重に決定
- 「取りすぎず、残しすぎず」を徹底
20代〜30代の方:下部バッカルファットのみを選択的に除去し、頬こけを予防
40代以降の方:すでに下垂したバッカルファットをしっかり除去し、たるみを改善
また、糸リフトとの併用がとても効果的です。バッカルファット除去で脂肪を減らし、糸リフトで皮膚を引き上げることで、より立体的で長持ちする小顔効果が得られます。
このような方におすすめ
- ほほのふくらみを軽減し、小顔になりたい
- ほうれい線やマリオネットラインを予防したい
- よく口の中を噛んでしまう
- 笑うと頬がふくらんで丸顔に見える
- 将来のブルドッグ顔が心配
詳細情報
当院のバッカルファット除去の特徴
お顔の状態を詳細に診察し、バッカルファットのサイズ、位置、下垂の程度を把握した上で、理想の小顔に近づけるようにデザインをします。
丁寧なカウンセリング
まず、以下を確認します:
- バッカルファットの量と位置
- 皮膚の厚み・たるみの程度
- 骨格・筋肉の状態
- 他の施術(脂肪吸引、糸リフト等)との比較
「あなたにバッカルファット除去が本当に必要か」を正直にお伝えします。
不要な施術は決してお勧めしません。
口の中からの施術で傷跡ゼロ
口の中の小さな傷(数mm)から、不必要なバッカルファットのみを丁寧に除去します。
- 顔の表面に一切傷がつかない
- 溶ける糸で縫合するため抜糸不要
- 施術時間は約20分
痛みへの配慮
- 笑気麻酔でリラックス
- 局所麻酔でしっかり痛みをブロック
施術中はほとんど痛みを感じることなく、安心してお受けいただけます。


症例紹介

【施術内容】局所麻酔と笑気麻酔下に口の中(頬粘膜)からバッカルファットを除去し、輪郭を整えます。
【リスクや副作用】腫れ、内出血、違和感、左右差、耳下腺損傷、顔面神経麻痺、感染など。
【費用】モニター価格 248,000円(税込)〜

【施術内容】局所麻酔と笑気麻酔下に口の中(頬粘膜)からバッカルファットを除去し、輪郭を整えます。
【リスクや副作用】腫れ、内出血、違和感、左右差、耳下腺損傷、顔面神経麻痺、感染など。
【費用】モニター価格 248,000円(税込)〜
実際の患者様の声:
「ダウンタイムは想像より楽でした。1週間後には腫れもほぼ引いて、フェイスラインの変化を実感できました。もっと早く受ければよかったです。」(20代女性)
メリット/デメリット
メリット
- 丸顔を解消し、小顔効果が得られる
- 傷跡が残らない
- 比較的ダウンタイムが軽い
- 減量した脂肪についてはリバウンドしない
- 将来のたるみを予防できる
デメリット
- ほほこけのリスクがある(適切な除去で回避できる)
- 一度除去すると元に戻せない
- すべての方に適しているわけではない
料金
施術の流れ
予約
当院の公式LINEまたはオンライン予約からお申し込みください。
カウンセリング
お顔の状態を診察し、予想される結果やリスクについてご説明していきます。
施術
局所麻酔後にほほの裏側(口の中の粘膜)に数mmの小さな入口を作り、バッカルファットを除去していきます。口の中の傷は溶ける糸で縫合します。
アフターケア
施術後は圧迫バンドで顔を押さえてからお帰りいただけます。術後のご不安などに対してはアフターケアを行っています。
施術について
| 施術時間 | 30分程度 |
| 痛み | 1週間ほどある場合もある |
| 抜糸 | なし |
| ダウンタイム | 1週間以内 |
| 麻酔 | 局所麻酔+笑気麻酔(静脈麻酔も可) |
| リスク | 腫れ・内出血・仕上がりの左右差・効果に満足できない・唾液腺損傷・神経障害など |
よくある質問(FAQ)
Q1. バッカルファット除去で頬がこけませんか?
A. 適切な診断と除去量の調整により、頬こけのリスクは最小限に抑えられます。当院では「取りすぎ」を防ぐため、お顔全体のバランスを見ながら、下部バッカルファットを中心に必要な量のみを除去します。
特に20代〜30代の若い方は、上部バッカルファットは残し、下部のみを選択的に除去することで、自然な仕上がりを実現します。
Q2. 痛みはどのくらいありますか?
A. 施術中は麻酔が効いているため、ほとんど痛みはありません。
術後は1週間ほど鈍痛や違和感がある場合もありますが、処方する痛み止めで十分対応可能なレベルです。多くの患者様が「思ったより痛くなかった」とおっしゃいます。
Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?
A. 腫れのピークは術後2〜3日で、1週間でほぼ落ち着きます。
内出血が出た場合も、通常1〜2週間程度で自然に消失します。マスクで隠せる程度なので、お仕事や学校への影響も最小限です。
Q4. 何歳で受けるのがベストですか?
A. 20代〜30代の早い時期に受けることをお勧めします。
この年代で除去すれば、将来のたるみやブルドッグ顔を予防できます。40代以降でも効果はありますが、すでにバッカルファットが下垂している場合は、糸リフトとの併用がより効果的です。
Q5. 脂肪吸引との違いは何ですか?
A. バッカルファット除去は深層にある脂肪の塊を取り除き、脂肪吸引は皮下脂肪を吸引します。
どちらが適しているかは、お顔の状態によって異なります。頬の脂肪が全体的に多い方は脂肪吸引、頬の奥のふくらみが気になる方はバッカルファット除去が効果的です。併用することも可能です。
カウンセリングで最適な方法をご提案します。
Q6. 糸リフトと併用したほうがいいですか?
A. 併用することで、より高い効果が得られます。
バッカルファット除去で脂肪のボリュームを減らし、糸リフトで皮膚を引き上げることで、シャープで立体的なフェイスラインが実現します。特に、たるみが気になり始めた30代後半以降の方には併用をお勧めしています。
Q7. 効果はいつから実感できますか?
A. 腫れが引く1〜2週間後から変化を感じ始め、1ヶ月で効果を実感、3ヶ月で最終的な仕上がりになります。
効果は半永久的で、一度除去した脂肪は戻りません。
Q8. 傷跡は目立ちますか?
A. 口の中からの施術なので、顔の表面に傷跡は一切残りません。
口の中の傷も、粘膜は回復が早いため、1〜2週間でほぼ目立たなくなります。
Q9. 仕事や学校は休む必要がありますか?
A. 基本的に休む必要はありませんが、腫れのピークとなる術後2〜3日はお休みが取れると理想的です。
マスクを着用できる環境であれば、翌日から通常通り仕事や学校に行くことも可能です。
Q10. 保険適用はできますか?
A. バッカルファット除去は美容目的の施術のため、**保険適用外(自費診療)**となります。